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米最高裁・ゴルバチョフ化・武人時代への足固め

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★ http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H3I_X20C15A6EAF000/

NY市タクシー、日産の独占的供給が確定 米最高裁判決     2015/6/27 9:33

 【ニューヨーク=杉本貴司】米ニューヨーク州の最高裁判所は26日までに、日産自動車がニューヨーク市のタクシー「イエローキャブ」に独占的に車両を供給することを認める判決を下した。日産車の採用は市が2011年に決めたが、一部のタクシー団体が反対して裁判になっていた。最高裁の判決で日産の独占的供給が確定した。

 イエローキャブを巡っては、市が車種を1つに絞る計画を掲げて入札した結果、11年に日産のミニバン「NV200」が採用されることが決まっていた。黄色い車体のイエローキャブは市民の足として親しまれ、約1万3千台が走っている。

 日産のカルロス・ゴーン社長も「毎日60万人が乗るイエローキャブに採用されることで(商品を広く訴える)ショーケースの効果が大きい」と期待を寄せていた。

 一部の業界団体はこれに反発し、市の決定を差し止める裁判を起こした。1台3万ドル弱(約370万円)とタクシーとしてはやや高額なことなどへの不満が大きかったようだ。

 13年10月に州地裁が「市に車種を決める権限はない」として計画を無効とする判決を下したが、14年に州高裁が地裁判決を覆した。最高裁の判決で、日産が独占的に供給することに決着した。タクシー会社などには例外的に他の車種を選ぶ余地も残した。

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● とうとう資本主義のテーゼさえも否定される事態となりました。テーゼとは
  独占禁止法と言う、経済における民主主義と経済への機会均等を保証する
  独占禁止法≒独裁化が骨抜きとなった瞬間です。

● 一市のタクシーの車種決定にも、最高裁=支配階級≒政治か加入して、決める
  事が出来るようになったのです。その意味は大きなものと言えます。
  資本主義のテーゼは、民間の市場経済の下での自由競争です。

● その最大の象徴が、FRBが民間の銀行と言う、資本主義の仕組みです。民間と言っても
  巨大資本家≒国際金融機関ではあるが、曲がりなりにも独占禁止法などで、
  ある程度の経済的民主主義と機会均等は保証されてきたのです。

● それが国家の介入で市のタクシーの車種を決める事が出来るようになったのです。
  今は日産と言う日本が関与している会社(実際は仏の支配下にあるが)が
  関係しているからと喜んではいけません。

● 次は逆に、中共の車になる可能性もあるのです。慰安婦像が彼らの政治的圧力で
  次々と作られているようなものです。独占は本来市場経済にそぐわないものです。

● その意味では最高裁の決定は、次代の先取りと言う事でしょう。政策は逆ではあったが、
  ゴルバチョフが、ペレストロイカ等で、国家の独占を止めて、情報開示開示をして
  過去を否定したことと同じ意味を持つのです。

● 崩壊は直ぐそこまで来ているのです。勿論2029~2046年の大崩壊を待たねばなりませんが。




  

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