★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201505/Pinner_Rogers.htm
実用化に近づいたソーラーパワー
―― なぜソーラーは安く実用的になったか Solar Power Comes of Age
ディッコン・ピンナー マット・ロジャース
マッキンゼー サンフランシスコ・オフィス ディレクター フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年5月号
いまやソーラーパワーは他の電力資源と価格的に競い合えるレベルに近づきつつあり、2050年までにソーラーエネルギーは、世界の電力の27%を生産する最大のエネルギー資源になると予測されている。ソーラーパワーの急激な台頭を説明する要因としては、
❶ 政府の促進策、
❷ 低価格化と効率化、
❸ そして技術革新などを指摘できる。
今後も多くの市場で、❹ ソーラーパワーの電力生産コストは8―12%低下すると考えられているし、❺ 蓄電技術の進化もソーラーパワーの台頭を支えることになるだろう。電力価格が低下すれば、電力会社は再編を余儀なくされるが、ソーラーパワーの普及によって、温室効果ガスの排出量削減という ❻ 環境上の大きなメリットも期待できる。❼ 太陽光に恵まれた地域における新しい住宅のほとんどの屋根にソーラーパネルが設置されるとしても、いまや不思議はない。
小見出し
経済効率を確立したソーラーエネルギー
台頭を促した四つの要因
生産コストの低下とソーラーパワーの拡大
電力業界の混乱と苦境
今後のリスク要因
新しいエネルギー 全文は2015年5月号に掲載>>
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● とりあえずは、太陽に恵まれたお金持ちの地域・国家でのソーラーパネルの設置と
いう事になりそうです。あばら家に住んでソーラーパネルは合いません。
● 電力会社が、近代文明の主役となり、種々の恩恵を与えてきたことは事実です。
文明化とは≒電化と言っても過言ではないでしょう。勿論化石燃料の
使用も文明化に大いに役立ってきました。
● その電力会社からの乳離れが出来るという事なのです。それは海から陸に上がって
母なる海に独立を告げた、陸生動物にも例えられます。陸にそして空へと
進化した生物に例えられます。
● 暫くは、両生類の様に海と陸を行き来しての生活になるかもしれませんが、いずれにしろ
海から陸≒新しい環境への大移動と爆発的な拡散が予想できます。
正にEvolution・Revolutionでしょう。
● 生活に必要な基本的なものは、次は水ですが、これもソーラー電力を使っての空気中から
取り出したり、更に海水を真水に帰る事が出来れば、人間の住む環境は著しく
拡大する事が予想できます。
● ソーラーエネルギー革命は、人類の住居革命と言う事になるのでしょう。電力会社危うし。