★ http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190062-n1.html
神に対する罪」のバチカンを批判 米尊厳死女性の母親が反論
ブリタニー・メイナードさん(家族提供・AP)
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【ロサンゼルス=中村将】尊厳死が合法化されている米西部オレゴン州で今月1日、末期の脳腫瘍を患っていたブリタニー・メイナードさん=当時(29)=が投薬によって死亡したことに関連し、母親のデビー・ジーグラーさんが娘の死を批判したローマ法王庁(バチカン)に反論したことが分かった。
バチカン側はメイナードさんの死後、「尊厳というのは人生を終わらせることではない。安楽死は神と創造に対する罪である。非難すべきことである」とするメッセージを発していた。
これに対し、ジーグラーさんは、尊厳死を支援する米団体のホームページで「➊29歳の娘に肉体的、精神的に襲いかかる激しい痛みを知らない、❷大陸を隔てた見知らぬ人に非難されることではない」とし、「❸この批判は、ほほを平手打ちされる以上のこと」と家族の気持ちを記した。
メイナードさんは今年1月、脳腫瘍と診断され、4月には余命半年と宣告された。当時暮らしていたカリフォルニア州から、死を選ぶ末期患者への医師による薬剤の処方が認められているオレゴン州に転居。10月に入ると発作が頻発するようになり、「夫の名前も言えない痛み」にたびたび悩まされていた。彼女の死をきっかけに、尊厳死の是非に関する議論が米国内外で活発化している。
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● 最近はホモの擁護に忙しく、それを非難する保守派の司祭を解任したニュースが流れています。
末期的状況と見られます。ソドムとゴモラは明確に聖書などでは非難の対象になっています。
● 性の乱れに対する、一定程度の歯止めが、道徳の権威であり、知恵者の代表であるバチカンです。
彼らが歯止めをかけきれなくて、だれが歯止めをかけるのでしょうか?
彼らは道徳の象徴なのです。俗世界の法の施行者ではありません。
● そこを混同しているのでしょう。段々と増えるホモや性的少数者の勢力に押されているとも
言えるし、彼らが小児愛の象徴となった今は、性的少数者を擁護しないと、自己否定の
矛盾で悩むからでしょうか? 正に言い訳を探す、自己愛の世界である。
● 自己愛が生きるための最低限の精神構造ですが、そのこと自体が組織愛を壊す⁼宗教の象徴の
崩壊を齎すことに気づいていないようです。自己愛と組織愛の葛藤の世界です。
● 上記の母親の反論から見られることは、バチカンの権威は、苦しんでいる人間には無に等しいと
言える様です。神を恐れぬ、戦いの母親=武人の精神です。
● 私風に解釈すれば、
➊ 病気の事や現場の事や病人の苦しみや家族の苦しみ等を知らない、無知の専門外の知恵者の人に
❷ 大陸を隔てた関係のない、何処ぞの国の人かは知らないが、非難などは言われる筋合いのものではない、
❸ ましてや人を殴らんばかりの侮辱言動などは、とてもじゃないが受け入れられない処か、犯罪に等しい。
と言っているように聞こえます。
● これから見える事は、国を超えて権威が、海を隔てただけで消滅している事と、
その権威自体も、彼らの苦しみの前では、無に等しいという事なのでしょう。
ましてや神の名の下で、他人を侮辱する、元バーの用心棒を完全に否定
している事です。
● たった一人の母親に、神の名の下の権威が否定されている事が、重要なのです。
革命や変革は、このように一人の強い人から生まれるのでしょう。
● 正にバチカンの危機です。増えたホモ等の性的少数派、それなりに組織が大きく人数も
多いので、非難は難しいのでしょう。一方、脳腫瘍の自殺を希望する母親は圧倒的
少数派であり、言えばたった一人なので叩きやすいと考えたのでしょう。
そのたった一人と誤解するところが、命取りとなる可能性があるのです。
● 革命は、そのチョットした誤解から生まれても良いのです。それが時代の流れ、空気が
緊迫している時代の雰囲気です。2029~2046年の資本主義崩壊時は、その一言が
革命の導火線となるのです。ご用心。