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★ http://www.j-cast.com/tv/2014/11/08220325.html?igred=on
ベルリンの壁崩壊から25年『新たな冷戦』!プーチン「アメリカの一極主義がすべての原因」 2014/11/ 8 12:00
冷戦終結後、自由主義・資本主義体制に移行し、西側諸国と協調路線をとってきたロシアが、ウクライナ問題をきっかけに強硬姿勢に転じ、欧米との関係を最悪レベルになっている。ロシアが描く未来秩序とはどんなものなのか。
「ウクライナ市民の抗議行動を乗っ取った米国工作員」
ことし3月(2014年)、ロシアはクリミア半島を一方的にロシアに編入した。西側はこれを国際秩序への挑戦と受け取った。このときプーチン大統領は「物事には限度がある。欧米は一線を越えた。ウクライナにまで関与を強めたことが危機の原因だ」とアメリカを非難した。
ウクライナの政変では、アメリカの政治家、政府高官が直接乗り込んで、公然と親欧米派を支援した。モスクワでインターネットTVを経営 するフィリップ・レオンチェフ氏は「市民の抗議行動がロシアを敵視する勢力に乗っ取られていた。アメリカがこんな支援をするから世界は混乱状態になるのだと確信した」という。
これには伏線があった。ウクライナに初の欧米寄り政権ができた04年のオレンジ革命だ。レオンチェフ氏は当時、欧米にあこがれ、プーチンには批判的だったが、ボランティアで入ったウクライナで思いもよらぬ真実を見た。民主化運動を組織していたのはアメリカのNPO、特殊な任務を帯びた人たちだったのだ。今回もその延長と見る。プーチンの抱く危機感もこれだった。
ロシアの対米不信は何が原因なのか。ベルリンの壁が崩壊した直後の1990年に行われたゴルバチョフ書記長とベーカー国務長官との会談に遡る。ここでゴルバチョフはNATO(北大西洋条約機構)が東へ拡大しない条件で、統一ドイツのNATO加盟を認めたのだ、ベーカーも同意していた。
ところが、ソ連解体後、NATOは東へ拡大を続け、バルト3国も加えた。当時ロシア政策を担当していた米国務省幹部は、「ロシアを追い詰める意図はなかった」というが、ロシアはそうは受け取らなかった。
プーチン大統領は先のアジア・ヨーロッパ首脳会議で、アメリカの一極主義を厳しく批判して、「アメリカは国際秩序に欠かせない力の均衡を破壊した。いま立っているのは、新たなルールか、ルールなきゲームかの歴史的転換点だ」と語った。
ロシア下院議長の皮肉「日本はもう少し(米国から)自立できるのではないか」
インタビューに応じたプーチン氏側近のセルゲイ・ナルイシキン下院議長も明快だった。
「アメリカは世界のあらゆる場所に介入して、自分たちに都合のいい混乱を作り出す。ウクライナで起っていることがそれだ。アメリカはウクライナ人をゲームのコマに使っている。(だから)住民は祖国ロシアに戻りたかったのだ。クリミア編入を見直すことはない」
クリミア問題で西側はロシアに制裁を課した。しかし、この25年間に深まった経済の相互依存関係は、ことを複雑にしている。ロシアも物価高騰で苦しんでいるが、ドイツも天然ガスのストップなどがこたえている。どちらもとことん傷つくのを避けたいのが本音である。ただ、新たな秩序の形は見えてこない。
ナルイシキン氏は「協力関係回復には対話しかない」という。「歴史を見ても、ロシアを外から脅かしても無駄だ。圧力にロシアは結束する。今回の制裁では、どの国が政治的に独立しているか、誠実かそうでないか、圧力に操られるかが見極められたのは収穫だった」と話した。そして、「日本はもう少し自立できるのではないか」と皮肉った。
ベルリンの壁の崩壊と冷戦終結は経済で東側が白旗を掲げた結果だった。それから25年経って、いまウクライナはロシアとの国境に新たな壁を作っている。なんという不毛。25年は長過ぎて、冷戦40年の不毛を忘れさせてしまったらしい。
ヤンヤン
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● 毎度の念仏、二度ある事は三度ある。二度目はプーチンの登場をきっかけとして始まった。
● 第一次冷戦前は、ヨーロッパで脅威となったヒットラーに対して、西側は団結して、更にソ連をも
対ファシズム戦線に協力させ、ヒットラーを倒して、戦後の秩序を作っています。
● しかし国家体制は、ソ連と西側は本質的に異なるのですから、その対立は決定的となったのが
第一次冷戦です。これを戦後の1945年から1989年まで続いたとすれば、44年間となります。
これを第一波とすれば、第二波は少なくとも44年間続くことになります。
● ソ連崩壊後、ロシアも初めはUSAの対イスラムを脅威とする戦争に協力します。しかし資本主義者
特に金融帝国主義と化した西側の興味はお金儲けがその主体ですから、プーチンを
嫌いになるのは、必然です。
● つまり、資本主義になると期待して、ロシアの資産を底値で叩き買った彼らを待ち受けたのは、
資本主義を否定して、強権で国家運営を行うプーチンです。その結果として、オルガルヒ・
新興財閥の資産を再び国家の資産に戻した事が、彼ら西側の帝王の逆鱗に触れたのです。
● その結果が、ロシアの周囲で起こる、戦争であり騒乱であり、革命騒ぎなのです。それらは正に
西側の帝王の怒りを表しているのでしょう。何故資本主義にならず、我々の利益を
保証しないのだ”との怒りです。
● それをプーチン個人の問題ととらえているのが、帝王の分析の問題点です。彼を潰そうとしていますが、
逆に独裁・君主プーチンに国民は団結して、逆に彼の人気を上げることになっています。
● これは毎度書いているように、ロシアにとっては270年の知恵者の時代=君主国家の時代への幕開けですから、
当然の結果なのです。つまりプーチン個人の問題ではない、歴史の流れがプーチンを君主として
君臨させているのです。そこを見る必要があるのです。
● いずれにしろ、第一次冷戦は、コミンテルンの人民戦線方式で世界は混乱の渦に巻き込まれ≒
ソ連の攻勢で始まり、東側はあらゆる面で成功を収めてきました。東ヨーロッパの併合、
日本の樺太や千島列島の奪取、中国やキューバ、北朝鮮の革命と、ことごとく
成功してきました。USAの民主党をも乗っ取っていたのです。
● 今回はソ連の崩壊を契機としての、西側の攻勢≒陰謀の始まりです。イスラムへの宗教戦争≒
文明の衝突の始まり、アラブの春の陰謀、ロシアの周りの旧ソ連国でのカラー革命
の始まりと、ことごとく成功してきています。
● 第一次冷戦が、赤革命で、コミンテルンの人民戦線方式による大衆扇動なら、第二次冷戦は
カラー革命で、NPOの人民戦線方式による大衆扇動というわけです。
● 直前まで強力なソ連が、第一次冷戦が1989年のベルリンの壁の突然の崩壊で、あっという間に終わって
しまったように、今回≒第二次冷戦も同様な事が考えられます。
● しかし、今回の敗者は西側です。ロシアは新しい時代の若者としてよみがえっていますが、日独を
除く西側は、今や瀕死の老人と化しています。イスラムの移民やテロに脅かされて、
何にも出来ない状態になっています。自分のキリスト教文化をも守れないのです。
● それどころかオバマは、昨日の敵であるはずのイランに、対イスラム国戦線で協力を仰ぐ有様です。
既に焼きが回り、病膏肓に入っています。問題は何時突然崩壊するかです。旧ソ連の様にです。
● 第一次冷戦は44年間でしたから、第二次は波動の法則から、44年又はそれ以上となります。
問題は第二次冷戦の始まりを何時にするかという事ですが、やはり天下のプーチンの
大統領就任が最もふさわしい時期でしょう。つまり2000年です。歴史の転換点です。
● とすると、西側・USAの突然の崩壊は、2000+44=2044年、またはその後という事になります。
● これは正に私がいつも言っている時期にピッタリと一致します。つまり、2029年~2046年の
株式市場の大崩壊・810年のカタストロフィック大崩壊です。
● ソ連の崩壊で、自分が潰したとの誤解のもと・USAは一極主義となり、傲慢となり最後の大侵略の
開始を、イスラムにしたように、ロシアも傲慢になると予想出来ます。つまり夢よもう一度と、
旧ソ連衛星国への圧力の開始と、大ロシアの再興に向けての君主国家としての登場です。
● 歴史は、似たように繰り返すのです。今のUSAのカラー革命・NPO戦線方式陰謀を嫌うなら、
赤・コミンテルンの人民戦線方式の陰謀を嫌わなくては、
バランスが取れないというものです。
● どちらにしろ今の日本人には疎遠な世界です。しかし西側は滅びるのは定めですから、その
心の準備は必要です。
● 心配なのは、新たなる日本包囲網・西欧の王室の慰安婦問題や歴史ねつ造問題での、
卑しい西側の陰謀に取り込まれそうな、日本の象徴の世界です。
● その帝王と化した西側の世界と王室と、中韓朝の陰謀が重なって、新たなる日本包囲網が・
ABCD戦線が築かれつつあるという事です。
● 日本の国益を損ねる戦線に、皇室が国益を損ねる様であれば、ゆゆしき問題です。
皇室が守るべきは、国益であることを肝に銘ずるべきです。
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