★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201407/Lukin.htm
欧米の偽善とロシアの立場 ― ユーラシア連合と思想の衝突
What the Kremlin Is Thinking ― Putin's Vision for Eurasia アレクサンドル・ルーキン ロシア外務省外交アカデミー副学長
フォーリン・アフェアーズ リポート2014年7月号
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冷戦が終わると、欧米の指導者たちは「ロシアは欧米と内政・外交上の目的を共有している」と考えるようになり、何度対立局面に陥っても「ロシアが欧米の影響下にある期間がまだ短いせいだ」と状況を楽観してきた。だが、ウクライナ危機がこの幻想を打ち砕いた。クリミアをロシアに編入することでモスクワは欧米のルールをはっきりと拒絶した、
しかし、現状を招き入れたのは欧米の指導者たちだ。北大西洋条約機構(NATO)を東方に拡大しないと約束していながら、欧米はNATOそして欧州連合を東方へと拡大した。ロシアが、欧米の囲い込み戦略に対する対抗策をとるのは時間の問題だった。
もはやウクライナを「フィンランド化」する以外、問題を解決する方法はないだろう。ウクライナに中立の立場を認め、親ロシア派の保護に関して国際的な保証を提供しない限り、ウクライナは分裂し、ロシアと欧米は長期的な対立の時代を迎えることになるだろう。
小見出し
「ポストソビエト・コンセンサス」
欧米のダブルスタンダードと偽善
ウクライナ危機
思想の衝突
ウクライナの「フィンランド化」を
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● 問題点の整理
? 欧米の誤解、旧ソ連に対する西欧の勝利に酔った先進資本主義諸国の考えが、つまり、
資本主義が人類の究極の姿とする考えが全く歴史に合わない事を
現実は示しているのです。
白人欧米のルールとは、、まさに先進資本主義国の過去の植民地主義、人種差別主義
さらに、新植民地主義と金融帝国主義、さらにダブルスタンダードによる
他国への差別と侵略と虐殺等のやり方は、世界共通=人類の理想では
ないことを示しているのです。
これはあくまでも、白人先進資本主義諸国のダブルスタンダードでしかないのです。
つまり、歴史の一コマにしか過ぎないということです。東西移行期の今
新しい秩序が生まれつつあると言えます。
? ロシアは君主制のような、知恵者が政治を主導する時代=知恵者の時代へと突入した
のです。日本でいえば江戸時代、英ではチューダー絶対王朝に相当する時代です。
以前にも書きましたが、ロシア正教は今現在、政権への影響力を発揮して、公然と
君主制を求めているのです。つまり、知恵者の時代です。国民もこれをそして
プーチンの指導を強力に支持しているのです。
中共=武人≒戦士≒ヤクザが支配する国の国民が、戦争を好んだり、暴力的となり
何処でも侵略し、ガサツな性格を示すのと同じことなのです。
かの庶民レベルでも時代の性格を表しています。
? 資本主義にはならないロシアと、資本主義の末期の手負いの獅子とは、根本的に思想が
異なるのです。どこまでもロシアのやり方が気に食わないからと、新冷戦を
推し進めるのなら、西欧の弱体化と、体制の崩壊の促進と、その後の
内乱が、西欧に待っているのです。君子危うきに近寄らず。
? 先進諸国の崩壊は、英米型で2046年まで、仏型で2059年までには完成しますから、
その後は当然体制が若いロシアが圧倒的に有利です。資本主義の崩壊後は、中国の
清朝が崩壊後に、蒋介石軍≒白色武人と、共産軍≒赤色武人が戦って、
内乱で国土が疲弊したような似たような事が、西欧やUSAで起こる
ということです。その時はウクライナどころではありません。
? 今から商品の時代であることは、ジムロジャースも言っているし、現実に商品の価格は
底を打っています。これからは商品が暴騰する時代です。つまり、資源国のロシアは
圧倒的に有利になります。中期的にも長期的にも、時代の若さから言っても、
ロシアは圧倒的に有利です。
? 今ウクライナに介入して本格的戦争をすることは、状況が許しませんから、それもロシア
には有利です。むしろこの状況を利用して、金融システムや新しいInternet
システムの構築やドル離れ等で、逆に西欧の崩壊を促進する可能性が
むしろ大と言えます。ネット先進国と自惚れてはいけません。
? つまり、欧米仏は資本主義国とはならないロシアを経済制裁する過程で、自らの
市場が縮小するのに気付くというわけです。これも西欧の崩壊を
早めるでしょう。中国も独自のネット網を構築するでしょう。
? 2020年までは商品の時代です。その後2029年までは西欧の株の最後の打ち上げ花火
となる時期です。そして2029年から株が崩壊し始めて、2046年までは英米型
資本主義の崩壊が完成すると思われます。これがソロスの言う再帰性です。
つまり、単なる波動=サイクルです。
? 何事にも寿命があるのです。近代資本主義の時代の寿命は270年なのです。
再帰性はそれを示しているのです。
欧米の偽善とロシアの立場 ― ユーラシア連合と思想の衝突
What the Kremlin Is Thinking ― Putin's Vision for Eurasia アレクサンドル・ルーキン ロシア外務省外交アカデミー副学長
フォーリン・アフェアーズ リポート2014年7月号
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冷戦が終わると、欧米の指導者たちは「ロシアは欧米と内政・外交上の目的を共有している」と考えるようになり、何度対立局面に陥っても「ロシアが欧米の影響下にある期間がまだ短いせいだ」と状況を楽観してきた。だが、ウクライナ危機がこの幻想を打ち砕いた。クリミアをロシアに編入することでモスクワは欧米のルールをはっきりと拒絶した、
しかし、現状を招き入れたのは欧米の指導者たちだ。北大西洋条約機構(NATO)を東方に拡大しないと約束していながら、欧米はNATOそして欧州連合を東方へと拡大した。ロシアが、欧米の囲い込み戦略に対する対抗策をとるのは時間の問題だった。
もはやウクライナを「フィンランド化」する以外、問題を解決する方法はないだろう。ウクライナに中立の立場を認め、親ロシア派の保護に関して国際的な保証を提供しない限り、ウクライナは分裂し、ロシアと欧米は長期的な対立の時代を迎えることになるだろう。
小見出し
「ポストソビエト・コンセンサス」
欧米のダブルスタンダードと偽善
ウクライナ危機
思想の衝突
ウクライナの「フィンランド化」を
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● 問題点の整理
? 欧米の誤解、旧ソ連に対する西欧の勝利に酔った先進資本主義諸国の考えが、つまり、
資本主義が人類の究極の姿とする考えが全く歴史に合わない事を
現実は示しているのです。
白人欧米のルールとは、、まさに先進資本主義国の過去の植民地主義、人種差別主義
さらに、新植民地主義と金融帝国主義、さらにダブルスタンダードによる
他国への差別と侵略と虐殺等のやり方は、世界共通=人類の理想では
ないことを示しているのです。
これはあくまでも、白人先進資本主義諸国のダブルスタンダードでしかないのです。
つまり、歴史の一コマにしか過ぎないということです。東西移行期の今
新しい秩序が生まれつつあると言えます。
? ロシアは君主制のような、知恵者が政治を主導する時代=知恵者の時代へと突入した
のです。日本でいえば江戸時代、英ではチューダー絶対王朝に相当する時代です。
以前にも書きましたが、ロシア正教は今現在、政権への影響力を発揮して、公然と
君主制を求めているのです。つまり、知恵者の時代です。国民もこれをそして
プーチンの指導を強力に支持しているのです。
中共=武人≒戦士≒ヤクザが支配する国の国民が、戦争を好んだり、暴力的となり
何処でも侵略し、ガサツな性格を示すのと同じことなのです。
かの庶民レベルでも時代の性格を表しています。
? 資本主義にはならないロシアと、資本主義の末期の手負いの獅子とは、根本的に思想が
異なるのです。どこまでもロシアのやり方が気に食わないからと、新冷戦を
推し進めるのなら、西欧の弱体化と、体制の崩壊の促進と、その後の
内乱が、西欧に待っているのです。君子危うきに近寄らず。
? 先進諸国の崩壊は、英米型で2046年まで、仏型で2059年までには完成しますから、
その後は当然体制が若いロシアが圧倒的に有利です。資本主義の崩壊後は、中国の
清朝が崩壊後に、蒋介石軍≒白色武人と、共産軍≒赤色武人が戦って、
内乱で国土が疲弊したような似たような事が、西欧やUSAで起こる
ということです。その時はウクライナどころではありません。
? 今から商品の時代であることは、ジムロジャースも言っているし、現実に商品の価格は
底を打っています。これからは商品が暴騰する時代です。つまり、資源国のロシアは
圧倒的に有利になります。中期的にも長期的にも、時代の若さから言っても、
ロシアは圧倒的に有利です。
? 今ウクライナに介入して本格的戦争をすることは、状況が許しませんから、それもロシア
には有利です。むしろこの状況を利用して、金融システムや新しいInternet
システムの構築やドル離れ等で、逆に西欧の崩壊を促進する可能性が
むしろ大と言えます。ネット先進国と自惚れてはいけません。
? つまり、欧米仏は資本主義国とはならないロシアを経済制裁する過程で、自らの
市場が縮小するのに気付くというわけです。これも西欧の崩壊を
早めるでしょう。中国も独自のネット網を構築するでしょう。
? 2020年までは商品の時代です。その後2029年までは西欧の株の最後の打ち上げ花火
となる時期です。そして2029年から株が崩壊し始めて、2046年までは英米型
資本主義の崩壊が完成すると思われます。これがソロスの言う再帰性です。
つまり、単なる波動=サイクルです。
? 何事にも寿命があるのです。近代資本主義の時代の寿命は270年なのです。
再帰性はそれを示しているのです。