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このようにして・内部崩壊してゆくのです。内部崩壊は自己組織化現象=自然の法則なのです。時代は武人の時代・世界戦国時代へ。

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http://www.manila-shimbun.com/category/society/news254210.html

 

教皇見解に司教ら衝撃 大統領は支持、議員は否定的 司教らが衝撃、大統領府は支持、国会議員らも賛否表明し波紋広がる [ 1171字|2020.10.24 一般謁見に臨むフランシスコ・ローマ教皇=21日、バチカン市国(EPA=時事)

 フランシスコ・ローマ教皇が同性愛者カップルに婚姻に準じた法整備の必要性を表明していたことが分かり、フィリピン国内で大きな波紋を広げている。同性愛者の権利保護を訴える市民団体は「とてつもなく大きな進展」と歓迎したほか、大統領府も「ドゥテルテ大統領は同性カップルをずっと支持してきた」と表明した。一方で、カトリック教会の指導者らは「あきれて物が言えない」とバチカントップの見解に大きな衝撃を受けている。

 ローマ教皇の見解は、21日にローマ国際映画祭で上映されたドキュメンタリー映画の中で明らかになった。23日付英字紙インクワイアラーによると、教皇の見解を受けて国内の性的少数者団体「バハグハリ」のサリナス報道担当は「カトリック教会が歴史的にLGBTQ(性的少数者)の権利に反対してきたことを考えると、とてつもなく大きな進展」と歓迎、ドゥテルテ政権に教皇の発信に留意するよう訴えた。

 また、ロケ大統領報道官も22日、「大統領は同性カップルを認めるパートナーシップ制度については何度も支持を表明してきている」と賛同を示した。しかし、同性婚を法律上認めるか否かについては、大統領は「立法を通じて家族法を改正する必要がある」との立場を示している。

 ソット上院議長は同日、教皇の支持表明について、「国会議員らが同性婚を合法化することを押し進めるとは思えない」と述べた。同議長は「同性カップルのパートナーシップは国内でも実践されているが、同性婚については多くの宗教やセクターから受け入れられていない」と懐疑的な見解を示した。

 一方、カトリック教会関係者の間では衝撃が広がっている。ソルソゴン教区のベステス名誉司教は「異性間の婚姻のみを認めるという教会の長年の教えに反する教皇の見解にショックを受けている。あきれて物が言えない」と驚きを隠さない。ノバリチェス教区のバカニ名誉司教らは「バチカンからまだ正式な声明を受理していない。教皇の言葉は過去にもメディアに誤解されて報道されたケースが多い」とし、「単なるドキュメンタリー映画で正式な声明ではない。まず真偽を確認する必要がある」と正式な見解ではないとの見方を示した。

 ロケ報道官によると、2018年7月に世論調査機関ソーシャルウエザーステーションがフィリピン人の大多数が同性婚の合法化に反対しているという調査結果を発表した直後、大統領は同性のパートナーシップ制度には賛同するものの、同性婚には反対するとの立場を示したという。

 一方、下院では同性パートナーに婚姻に準じた法的地位を認める「シビル・パートナーシップ法」(下院法案2264号)に関する下院委員会審議が中断したままとなっており、アルバレス下院議員(北ダバオ州)は22日、議員らに同法案への支持を訴える声明を出した。(澤田公伸)


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