https://news.yahoo.co.jp/articles/140ee82f52bb7ac3cbda1aaf479ebdcbb805c652
テドロス氏「今は協力する時」 米のWHO脱退再考促す8/7(金) 9:37配信
6日、スイス・ジュネーブの世界保健機関（WHO）本部から、米シンクタンク主催の「アスペン・セキュリティー・フォーラム」テレビ会議で参加し、発言するテドロス・アダノム事務局長=国連のインターネット放送UNWebTVの映像から
世界保健機関（WHO）のテドロス・アダノム事務局長は6日、米国のシンクタンクが催したパネル討論にオンラインで参加し、米国のWHO脱退について「再考を願っている」と述べた。 【動画】中国をたたえ続けたテドロス氏の誤算 伏線は十数年前に テドロス氏は司会者の質問に答える中で米国の脱退に触れ、「資金不足になることが問題なのではない」と強調したうえで、米国の「指導的役割」がより重要だと述べた。さらに、「世界が分断されていては（新型コロナウイルスという）危険な敵を打ち負かすことはできない」と訴えた。 また、米国がWHOを「中国寄り」などと批判していることを念頭に、「WHOや国連のシステムで問題になっていることがある」と認め、調査や検証に協力する姿勢を改めて表明する一方、「今は協力してウイルスとの闘いに集中する時だ」と呼びかけた。（ブダペスト=吉武祐）