From:
北野幸伯「パワーゲーム」メルマガ
2020/8/7, Fri 17:21
Message body
アメリカで起きている黒人デモは
単なる人権運動ではなかった?...
世界の報道を見渡すと、
日本で報じられないデモの裏側。
そして、報道から透けて見える
各国の支配者の思惑が
明らかになってきました...
↓
詳しくはこちら
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
★次期総理の条件
ダイレクト出版・パワーゲームメルマガ読者の皆さま
こんにちは!
北野幸伯です。
史上最長になっている安倍政権。
(とはいえ、8年は世界レベルで長くないですが。)
当然、「次期総理は誰なんだ?」
という話が出てきます。
「次期総理の条件」は何でしょうか?
▼安倍総理の評価は?
どんな総理でも「完璧な人」はいません。
いろいろ、文句をいいたくなる。
たとえば安倍総理。
消費税を二度も引き上げ、
3K外国人労働者を大量に入れている。
この件について、私はずっと反対しつづけてきました。
一方で、安倍さんは、2015年から17年にかけて、
アメリカ、ロシア、韓国との関係を改善させた。
結果、中国の「反日統一共同戦線戦略」を
無力化させた実績があります。
(@意味がわからない人は、
●中国に勝つ日本の大戦略 北野幸伯
詳細は↓
http://amzn.to/2iP6bXa
をご一読ください。)
それで私は、安倍総理を支持してきました。
ところが、総理は
2018年頃から迷走するようになってきた。
この年、米中覇権戦争がはじまりました。
すると、安倍さんは、中国に接近しはじめたのです。
2019年6月には、G20で来日した習近平に、
「来年桜の咲く頃、国賓として訪日してください」
と要請した。
同盟国アメリカから見ると、
明白な「裏切り行為」といえます。
しかし、習近平は、「新型コロナパンデミック」
の影響で来日できていません。
まさに「不幸中の幸い」。
▼次期総理の条件
「次期総理の条件」は何でしょうか?
世界の大局を見て考える必要があります。
米中覇権戦争が起こっている。
これが世界の「最重要問題」です。
第2次大戦は、イギリスとドイツの戦いでした。
他の国々は、「どっちにつくの?」と
選択を迫られたのです。
アメリカとソ連は、
イギリス側について勝利しました。
いえ、イギリスは、
「アメリカとソ連を味方につけて勝利した」
というべきでしょう。
米ソのサポートなしで、イギリスは
ナチスドイツに勝てなかったのですから。
日本とイタリアは、
ナチスドイツの側について敗北しました。
日本は、考えて考えて、間違った選択をしたのです。
現在、当時のイギリスの
ポジションにいるのがアメリカ。
ナチスドイツのポジションにいるのが中国です。
だから、次期総理の条件は、たった一つです。
それは、
「米中覇権戦争で迷わずアメリカ側につく!」
といえる人であることです。
▼次期総理に近づいている河野防衛大臣
「次期総理は誰がいい?」の世論調査では、
石破茂さんが、いつもトップにいます。
しかし、石破さんは、「自虐史観の持ち主」
で親中韓だと考えられます。
たとえば、去年8月、韓国政府が
「日韓GSOMIAを破棄する!」と
ゴネたことがありました。
(結局アメリカに説得され、破棄しなかったですが。)
これについて石破さんは、
「日韓関係は問題解決の
見込みの立たない状態に陥った。
わが国が敗戦後、戦争責任と正面から
向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、
さまざまな形で表面化している」
と語りました。(産経新聞2019年8月23日)
これ、どうですか?
というわけで、石破さんが総理になれば、
「罪悪感」から中韓に寄り添って、
アメリカを敵にまわす可能性があります。
では、誰がいいのでしょうか?
河野防衛大臣は、最近ポイントを稼いでいます。
二つ例をあげましょう。
河野さんは7月21日、日本も
「ファイブアイズに参加したい」と発言しました。
ファイブアイズというのは、
アメリカ、イギリス、カナダ、
オーストラリア、ニュージーランドのこと。
これらの国々が、「諜報情報を共有する仕組み」です。
河野さんは、「これに入りたい」といった。
これに対し、英下院外交委員会の
トマス・タジェンダット委員長は
「ファイブアイズをシックスアイズにする
考えを歓迎する」と応じました。
実際に、日本がファイブアイズに
参加できるかわかりません。
日本は、「スパイ天国」なので、ファイブアイズの
秘密が中ロ北に「筒抜け」になるリスクがある。
本当に参加したければ、
いろいろ変える必要があるでしょう。
それでも、「ファイブアイズに参加したい」と
意欲を示したことは大事です。
その意味は、
「日本は、米中覇権戦争で米英側なんだぞ!」
ということ。
とはいえ、日本の政界を見ると、
親中派のボス二階さんの力も強いです。
安倍さんは、親米派と親中派の間をフラフラフラフラ。
それで、イギリス政府は、
「少なくとも河野防衛大臣は俺たちの仲間だ!」
と感じたことでしょう。
その見解は、即座にアメリカに伝わり、
「河野が日本の総理になることは好ましい」
となるでしょう。
もう一つ、FNN PRIME ONLINE 8月5日から。
<自民党のミサイル防衛に関する提言が
「相手領域内での弾道ミサイル阻止能力の保有」
を明記したことについて、会見である記者が
「中国や韓国の理解が重要ではないか」と質問した。
これに河野氏は
「中国がミサイルを増強している時に
なぜ了解がいるのか」
「なぜ韓国の了解が必要なのか。我が国の領土を
防衛するのに」と強い口調で答えたのだ。>
普通のことをいっただけですが。
これがニュースになるのが、「平和ボケ」日本です。
河野さんは防衛大臣なので、
中国が領海侵犯を繰り返し、尖閣を狙っている
現状をよく理解しているのでしょう。
というわけで、安倍さんの後は、
河野さんがいいのかなと思い始めてきました。
とはいえ、一番いいのは、安倍総理自身が、
はっきりとアメリカ側につくことです。
最悪なのは、二階さんの息がかかった親中派の人物が
総理になり、現代のナチスドイツにあたる
中共側についてしまうこと。
そうなると、日本は、またもや敗戦国です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
このメルマガ の著者:
国際関係アナリスト
北野 幸伯
![]()
///メルマガ事務局からのお知らせ///
アメリカで起きている黒人デモは
単なる人権運動ではなかった?...
世界の報道を見渡すと、
日本で報じられないデモの裏側。
そして、報道から透けて見える
各国の支配者の思惑が
明らかになってきました...
↓
詳しくはこちら
**********
私たちは
「日本人を情報戦に強くする」
ミッションのもと、SNSでも
役立つ情報を配信しています。
よろしければフォロー・登録して
いただけると嬉しいです。
<北野 幸伯のパワーゲーム>
↓
>公式YouTubeチャンネルに登録する
<ダイレクト出版政経部門・ルネサンス>
一流の有識者の発信する
最新情報〜裏話までお届け。
↓
>公式YouTubeチャンネルに登録する
*******
”日本人を情報戦に強くする”
われわれ日本人は、主に「情報戦」によって
あの勝ち目のない戦争に引き摺り込まれ、
敗戦の苦しみを味わいました…
「二度と同じ過ちを繰り返してはいけない」
「あのとき、どうすれば勝てたのか?」
多くの日本国民が、その反省・教訓を知らないせいで、
今、新たに始まった“米中覇権戦争”でも、また負け組に
入るかもしれない岐路に立たされています…
私たち一人一人が、世界の大局を正しく読み解くことで、
厳しい時代でも豊かに暮らしていけるように…
賢い国民が増えることによって、今度こそ、
日本が勝ち組に入り、希望ある日本を次の世代に
受け継いでいくこと…
それこそが、私たちの目的です。
=======================================================
発行者情報:ダイレクト出版・「パワーゲーム」運営事務局
運営:ダイレクト出版株式会社
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F
メール:support@prideandhistory.jp
=======================================================
<メール配信解除URL>
以下をクリックすると全てのメールマガジンの配信が停止されます
メール配信停止は ここをクリックしてください
(一度のクリックで配信停止になりますのでお気をつけください)
アメリカで起きている黒人デモは
単なる人権運動ではなかった?...
世界の報道を見渡すと、
日本で報じられないデモの裏側。
そして、報道から透けて見える
各国の支配者の思惑が
明らかになってきました...
↓
詳しくはこちら
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
★次期総理の条件
ダイレクト出版・パワーゲームメルマガ読者の皆さま
こんにちは!
北野幸伯です。
史上最長になっている安倍政権。
(とはいえ、8年は世界レベルで長くないですが。)
当然、「次期総理は誰なんだ?」
という話が出てきます。
「次期総理の条件」は何でしょうか?
▼安倍総理の評価は?
どんな総理でも「完璧な人」はいません。
いろいろ、文句をいいたくなる。
たとえば安倍総理。
消費税を二度も引き上げ、
3K外国人労働者を大量に入れている。
この件について、私はずっと反対しつづけてきました。
一方で、安倍さんは、2015年から17年にかけて、
アメリカ、ロシア、韓国との関係を改善させた。
結果、中国の「反日統一共同戦線戦略」を
無力化させた実績があります。
(@意味がわからない人は、
●中国に勝つ日本の大戦略 北野幸伯
詳細は↓
http://amzn.to/2iP6bXa
をご一読ください。)
それで私は、安倍総理を支持してきました。
ところが、総理は
2018年頃から迷走するようになってきた。
この年、米中覇権戦争がはじまりました。
すると、安倍さんは、中国に接近しはじめたのです。
2019年6月には、G20で来日した習近平に、
「来年桜の咲く頃、国賓として訪日してください」
と要請した。
同盟国アメリカから見ると、
明白な「裏切り行為」といえます。
しかし、習近平は、「新型コロナパンデミック」
の影響で来日できていません。
まさに「不幸中の幸い」。
▼次期総理の条件
「次期総理の条件」は何でしょうか?
世界の大局を見て考える必要があります。
米中覇権戦争が起こっている。
これが世界の「最重要問題」です。
第2次大戦は、イギリスとドイツの戦いでした。
他の国々は、「どっちにつくの?」と
選択を迫られたのです。
アメリカとソ連は、
イギリス側について勝利しました。
いえ、イギリスは、
「アメリカとソ連を味方につけて勝利した」
というべきでしょう。
米ソのサポートなしで、イギリスは
ナチスドイツに勝てなかったのですから。
日本とイタリアは、
ナチスドイツの側について敗北しました。
日本は、考えて考えて、間違った選択をしたのです。
現在、当時のイギリスの
ポジションにいるのがアメリカ。
ナチスドイツのポジションにいるのが中国です。
だから、次期総理の条件は、たった一つです。
それは、
「米中覇権戦争で迷わずアメリカ側につく!」
といえる人であることです。
▼次期総理に近づいている河野防衛大臣
「次期総理は誰がいい?」の世論調査では、
石破茂さんが、いつもトップにいます。
しかし、石破さんは、「自虐史観の持ち主」
で親中韓だと考えられます。
たとえば、去年8月、韓国政府が
「日韓GSOMIAを破棄する!」と
ゴネたことがありました。
(結局アメリカに説得され、破棄しなかったですが。)
これについて石破さんは、
「日韓関係は問題解決の
見込みの立たない状態に陥った。
わが国が敗戦後、戦争責任と正面から
向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、
さまざまな形で表面化している」
と語りました。(産経新聞2019年8月23日)
これ、どうですか?
というわけで、石破さんが総理になれば、
「罪悪感」から中韓に寄り添って、
アメリカを敵にまわす可能性があります。
では、誰がいいのでしょうか?
河野防衛大臣は、最近ポイントを稼いでいます。
二つ例をあげましょう。
河野さんは7月21日、日本も
「ファイブアイズに参加したい」と発言しました。
ファイブアイズというのは、
アメリカ、イギリス、カナダ、
オーストラリア、ニュージーランドのこと。
これらの国々が、「諜報情報を共有する仕組み」です。
河野さんは、「これに入りたい」といった。
これに対し、英下院外交委員会の
トマス・タジェンダット委員長は
「ファイブアイズをシックスアイズにする
考えを歓迎する」と応じました。
実際に、日本がファイブアイズに
参加できるかわかりません。
日本は、「スパイ天国」なので、ファイブアイズの
秘密が中ロ北に「筒抜け」になるリスクがある。
本当に参加したければ、
いろいろ変える必要があるでしょう。
それでも、「ファイブアイズに参加したい」と
意欲を示したことは大事です。
その意味は、
「日本は、米中覇権戦争で米英側なんだぞ!」
ということ。
とはいえ、日本の政界を見ると、
親中派のボス二階さんの力も強いです。
安倍さんは、親米派と親中派の間をフラフラフラフラ。
それで、イギリス政府は、
「少なくとも河野防衛大臣は俺たちの仲間だ!」
と感じたことでしょう。
その見解は、即座にアメリカに伝わり、
「河野が日本の総理になることは好ましい」
となるでしょう。
もう一つ、FNN PRIME ONLINE 8月5日から。
<自民党のミサイル防衛に関する提言が
「相手領域内での弾道ミサイル阻止能力の保有」
を明記したことについて、会見である記者が
「中国や韓国の理解が重要ではないか」と質問した。
これに河野氏は
「中国がミサイルを増強している時に
なぜ了解がいるのか」
「なぜ韓国の了解が必要なのか。我が国の領土を
防衛するのに」と強い口調で答えたのだ。>
普通のことをいっただけですが。
これがニュースになるのが、「平和ボケ」日本です。
河野さんは防衛大臣なので、
中国が領海侵犯を繰り返し、尖閣を狙っている
現状をよく理解しているのでしょう。
というわけで、安倍さんの後は、
河野さんがいいのかなと思い始めてきました。
とはいえ、一番いいのは、安倍総理自身が、
はっきりとアメリカ側につくことです。
最悪なのは、二階さんの息がかかった親中派の人物が
総理になり、現代のナチスドイツにあたる
中共側についてしまうこと。
そうなると、日本は、またもや敗戦国です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
このメルマガ の著者:
国際関係アナリスト
北野 幸伯

///メルマガ事務局からのお知らせ///
アメリカで起きている黒人デモは
単なる人権運動ではなかった?...
世界の報道を見渡すと、
日本で報じられないデモの裏側。
そして、報道から透けて見える
各国の支配者の思惑が
明らかになってきました...
↓
詳しくはこちら
**********
私たちは
「日本人を情報戦に強くする」
ミッションのもと、SNSでも
役立つ情報を配信しています。
よろしければフォロー・登録して
いただけると嬉しいです。
<北野 幸伯のパワーゲーム>
↓
>公式YouTubeチャンネルに登録する
<ダイレクト出版政経部門・ルネサンス>
一流の有識者の発信する
最新情報〜裏話までお届け。
↓
>公式YouTubeチャンネルに登録する
*******
”日本人を情報戦に強くする”
われわれ日本人は、主に「情報戦」によって
あの勝ち目のない戦争に引き摺り込まれ、
敗戦の苦しみを味わいました…
「二度と同じ過ちを繰り返してはいけない」
「あのとき、どうすれば勝てたのか?」
多くの日本国民が、その反省・教訓を知らないせいで、
今、新たに始まった“米中覇権戦争”でも、また負け組に
入るかもしれない岐路に立たされています…
私たち一人一人が、世界の大局を正しく読み解くことで、
厳しい時代でも豊かに暮らしていけるように…
賢い国民が増えることによって、今度こそ、
日本が勝ち組に入り、希望ある日本を次の世代に
受け継いでいくこと…
それこそが、私たちの目的です。
=======================================================
発行者情報:ダイレクト出版・「パワーゲーム」運営事務局
運営:ダイレクト出版株式会社
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F
メール:support@prideandhistory.jp
=======================================================
<メール配信解除URL>
以下をクリックすると全てのメールマガジンの配信が停止されます
メール配信停止は ここをクリックしてください
(一度のクリックで配信停止になりますのでお気をつけください)