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「北朝鮮は核兵器を放棄しない…米国は30年以上だまされた」
6/23(火) 9:31配信
米ホワイトハウスのジョン・ボルトン元国家安保補佐官は21日(現地時間)に放映されたABCの番組で、米朝首脳会談について「戦略的ミス」と指摘し「非核化外交は終わった」と主張した。
ボルトン氏は「トランプは米朝首脳会談を通じて多くの関心を集めたが、それは戦略的なミスだったと思う」「米国は何も得ておらず、トランプだけが多くのものを得た」と述べた。ボルトン氏は「北朝鮮とは米国の大統領選挙までいかなる合意も行われないだろう」「それ(非核化外交)は終わった」と主張した。
ボルトン氏は「北朝鮮は、トランプをスタッフらと分離させることができれば、合意が得られると考えているようだ」「しかし当時の補佐官は私で、私が去ってもその役割を遂行できる人間は多い」と述べた。
ボルトン氏は「北朝鮮は核兵器を自分から放棄することはないだろう」「彼らはこの路線を30年以上使用してきたが、米国政府は継続してだまされ続けた」との考えを示した。さらに「人間は脅威が小さく、危険が小さいときに必要な措置を取らない。そして人間は脅威が高まり危険が大きくなるまで待つ」というウィンストン・チャーチルの議会演説に言及し「これはまさにわれわれがトランプ政権の韓半島政策で見ることができるだろう」と皮肉った。