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「わたしたちを撃つつもりなの?」5歳の少女の問いかけに白人の警官は…
6/23(火) 7:00配信
「すべての警官はクソ野郎」なのか? <picture>
Photo: @iamsiomenb
アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドが警察の暴力行為によって死亡した事件をきっかけに、黒人への人種差別と、警察による暴力に反対するデモが全米各地でおこなわれている。 【写真ギャラリー】パリ、ケルン、東京…全世界に広がるBLM(Black Lives Matter)運動 この運動は「Black Lives Matter」と呼ばれ、SNS上でもハッシュタグとして使用されているが、これと併用されることの多いハッシュタグに「#ACAB」というものがある。 「ACAB」とは「All Cops Are Bastards」の略で、「すべての警官はクソ野郎」という意味だ。今回の抗議活動では、平和的なデモ参加者に対し、武装した警察が催涙ガスやゴム弾を発射するなどの暴力的な対応が目立ち、警察への反感はますます高まっている。 そんななか、心温まる一場面があった。6月3日、オハイオ州ヒューストンで、5歳の黒人の少女が両親とともにデモに参加していた。シモーネというその少女は、たくさんの警官がパトロールしていることに驚き、泣いてしまった。すると、それに気づいた白人の警官が彼女のもとにやって来た。 シモーネは彼に「わたしたちを撃つつもり?」と訊いた。母親がすぐ「そんなこと言っちゃダメ!」と言った。しかしその警官は、シモーネの目線に合わせて立て膝をつき、彼女の肩を抱きながら、次のように言った。 「僕たちは君たちを守るためにここにいるんだ、いいね?」「君たちを傷つけるつもりはまったくない。君たちは抗議していい。騒いでもいい。やりたいことは何でもできるんだ。ただ、何も壊しちゃいけないよ」 シモーネの父シメオン・バーティーはこの様子を撮影し、Twitterに投稿した。動画は瞬く間に拡散され、「いい警官もいる。そのことを忘れちゃいけない」「涙が出た。すべての子供が、この質問をしなくても良くなりますように」といったコメントが寄せられた。
警官を見た瞬間、固まって涙を流した女の子英紙「デイリー・メール」は、別の事例を紹介している。ニューヨーク州にあるナイアガラ・フォールズ州立公園で、10歳の黒人の少女が白人の警官を見かけた。すると彼女は、警官が何か怖いことをすると考え、硬直し、涙を流してしまったのだ。 その様子を見て、警官は彼女をなだめようとした。怖がらせないようにゆっくりと近づき、優しくハイタッチしたあと、次のように話しかけた。 「私たち(警官が)みんな悪いわけではないの」「あなたが何を感じても、まったく構わないのよ」「この狂った世界は、あなたにたくさんのことを押し付けてきたんだから」 このような子供たちの反応は、警察や人種差別に対し彼女たちが抱く恐怖の大きさを物語っている。そして、動画に映る警官たちは、それを認め、取り除こうという姿勢を示している。 米メディア「ABCニュース」によると、前出のシメオン・バーティーは、2016年に弟が警官に暴行され、鼻の骨を折ったことがあるという。彼は5歳の娘に起こった今回の出来事について、次のように話した。 「娘に対応してくれた警官に感謝します。彼のおかげで、警官がどういうものか、もっと言えば、良い警官とはどういうものかについて、違った見方ができるようになりました」
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● どんな組織にも、矛盾する性格はあり、対立因子はあります。カオスの革命中でも
常に秩序を保証する・己を律するものが、革命の成功者となるでしょう。
● 権力の組織でも、上下・左右・赤白・白黒があり、それらを含めて、未来を指し示す
アトラクターのみが成功者となるでしょうが、しかしその道のりは何十年と
続くカオスが待っています。USAの今はその第一歩なのです。
● しかし世界戦国時代は、魔王が勝利を収めることもありうるのが、怖い所でしょう。