石原氏がイージス・アショア問題で怒りのツイート
石原氏がツイッターを更新したのは昨年11月25日以来。「腰抜けの日本政府」という強い言葉を使っていることから、言わずにはいられないという石原氏の思いが伝わってくる。
イージス・アショアをめぐっては、河野防衛相が15日、秋田、山口両県への配備計画を停止すると表明。「導入を決めた当時としては正しかったが、コストと期間を考えると合理的な判断とは言えない」と説明していた。
これを受け、身内である自民党内からは不満が続出し、導入を決めた際の担当大臣であった小野寺五典氏は「説明がなければ到底承服できない」と語り、二階幹事長も「党に何の相談もなく、一方的に発表された」と不快感をあらわにしている。
しかし、16日付の毎日新聞によると、「河野氏が配備停止を決めたのは、迎撃ミサイルの発射の際に切り離されるブースターを演習場内など安全な場所に確実に落下させられない『技術上の不備』が発覚し、高額なコストと期間がかかることから『合理的ではない』と判断したため」と報じていて、改良には10年以上の期間と数千億円の費用がかかる公算が大きいという。
河野防衛相の今回の判断を英断とする見方もあり、相応の覚悟と信念がなければ下せなかったとして、ネット上では称賛する声が多数聞こえてくる。