★ https://www.sankei.com/premium/news/200405/prm2004050007-n1.html
【激動ヨーロッパ】欧州の古傷えぐる新型コロナ
2020.4.5 01:00プレミアム
3月11日、新型コロナウイルスの深刻な感染拡大に関し、ローマで記者会見するイタリアのコンテ首相(ロイター)
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「第二次世界大戦以来最大の試練」。ドイツのメルケル首相がこう表現するほど、欧州の新型コロナウイルスの感染拡大は深刻さを増した。欧州連合(EU)や加盟国は移動制限や経済対策を次々と打ち出すが、その対応は「連帯感」を欠き、欧州を近年見舞った危機の“古傷”をえぐる。戦後の平和と繁栄をもたらした欧州統合はコロナ禍を乗り越えられるのか-。(元ベルリン支局長 宮下日出男)
EUは3月17日、域外からの渡航制限を決定した。フォンデアライエン欧州委員長は翌18日の独紙とのインタビューで「われわれはみんな新型コロナを過小評価していた」と危機認識の甘さを自省した。
EU首脳らは数日前、欧州諸国に対する入国制限を発動した米国を「一方的」と批判していただけにバツが悪い。フォンデアライエン氏は感染者が域内を訪れてウイルスを拡散する事態だけでなく、域外からの渡航者が域内で感染して帰国するケースの防止となり、「世界」のためだと理解を求めた。
■理念脅かされ“鎖国”
欧州ではイタリア北部を中心とした感染拡大で、ハンガリーやオーストリア、ドイツなどが「シェンゲン協定」で廃止された国境検問を独自に復活させた。だが、封じ込めはできず、加盟国間の協調が崩れる状況に危機感を高めたEUが結局、全体による“鎖国”を選んだ。
EUでは2015年に中東・北アフリカの難民・移民が大量に押し寄せたときも、EUの受け入れ策に反発する東欧諸国などが次々と国境を封鎖。EUの基本理念である域内の自由往来が脅かされた。加盟国の東西対立がなおくすぶる中、南ドイツ新聞は「シェンゲン圏の機能(自由往来)が当時と同様の危機にさらされている」と懸念した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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◎ USA/大西洋資本主義諸国が崩壊した以降に、EUの役割が再び見直される
可能性はあります。つまり、戦士戦国時代になれば、必ず独裁国家と
なります。白色か又は赤色かの違いはありますが、
◎ 白色独裁国家は、ナポレオンによる欧州支配やヒットラーによる欧州支配を
目指した時代が参考になります。勿論赤色独裁は共産主義による独裁です。
これらは資本主義崩壊後の世界にみられる現象です。
◎ 今のEU政治が土台となって、ドイツ・イタリア・スェーデンから西が
再び統合の嵐がやってくるという事です。この場合は独裁ですが
ヒットラーやナポレオンのような一人独裁は難しいので、
◎ やはり、連邦制独裁国家が想像できます。そうすると今の共産主義による
独裁性が最もありうる形態ともいえるかもしれません。もしそうなれば
日独イタリア・スェーデン・インドの5か国は、独裁世界に囲まれます。
◎ これこそが、世界戦国時代なのです。日本はいまからサムライを
沢山育成する必要が出てくるでしょう。国家の為に
喜んで命をささげる侍です。
◎ しかし、日本の時代は今から資本主義の真っただ中ですから、言い換えれば
金が全ての時代ですから、プロの・言い換えればお金で動く侍が増えて
くるでしょう。今後日本では、お金こそがパワーの源泉となるのです。