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渡邊惣樹 vs 宮崎正弘 第二弾!
『戦後支配の正体1945−2020 ──戦後史観の闇を歴史修正主義が暴く』
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https://www.amazon.co.jp/dp/4828421734/
(定価1760円。ビジネス社)
──世界史、とりわけ戦後史はいまだ解明されないミステリーに包まれている。
ヤルタ密約、ポツダム密約はルーズベルトの不覚、チャーチルの阻害、そして
スターリンの高笑いで済ませられるのか?
誰がソ連帝国の膨張を許し、誰が中共を作ったのか?
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この本の第一テーマはマルクス主義歴史観による戦後史解釈を根底から糺すことにある。日本のみならず欧米でも主流だった歴史家たちの、戦後世界史を裁断した所謂「進歩史観」が間違いだった。
米国が押しつけ、東京裁判で強要された米国基軸の歴史の解釈が誤りであるという「歴史修正主義」に立脚する。
グローバリズムはマルクス主義の焼き直しでしかなく、物質文明は確かに発達したが、それは科学、化学、物理学の発展に過ぎず、哲学、思想はソクラテス、孔子の時代から進歩はないではないか。芸術は自然信仰から宗教色、人間解放と進んできたが、本質に変わりない。いうなれば、戦後の歴史解釈とは進化論に振り廻されたのである。
第二テーマは「ヤルタ・ポツダム体制が戦後世界史の骨髄」という原則の考察である。
戦後体制とは政治的には国連、そして経済体制としてはIMF・世銀、つまりドル基軸体制である。英米基軸の、この世界システムが破綻しかけているが、まだその出口は見えていない。
中国が派手派手しく挑戦した戦後体制の綻び、破綻への予兆も、直近のコロナウィルス災禍、バブル破裂によって停滞を始めた。
第三は大東亜戦争前後の評価を軸に日本のアジア進出と列強のアジア植民地支配との違いを明瞭化する。
第四に世界のバランスオブパワー、すなわち力の均衡、新秩序の持続力について考察する。ベトナム戦争以後、アジアでも軍事的バランスが重視され、東西冷戦が長く続いた。この緊張関係でもあった軍事的な均衡が破れ、ソ連が崩壊した。
直後から東欧が一斉に民主陣営になびき、NATOの大幅な変質があった。すなわち「西側vsロシア」という冷戦下の構造が「西側+東欧vsロシア+中国」という図式に変化したのだ。
第五に議論したのは近代までの、キリスト教の暴走的な無謀と衰退、対照的にイスラムの爆発であり、ウエストファリア条約体制は綺麗事でしかないことである。
しかしながら近代政治のメルクマールと言われた現状維持思想とは、メッテルニヒの「踊る会議」が平和の本質だする議論だった。クラウゼウィッツが述べたように、束の間の平和とは戦争と戦争の間にある休息時間でしかない。
デモクラシーは投票箱主義、衆愚政治に転落しやすい欠陥があり、「最大多数の最大幸福」とは少数派の意見は無視されるのが原則である。
魂の救いを求める文学であり、戦前までの日本人には武士の精神が社会を律し、散華の美学、滅亡の美学があった。旧来の価値観を喪失した現代日本に嘗てのような和の精神が満ちあふれ、また冷戦終結以後、世界はどこまで平和だったのか?
この対談は以上のような命題を追求した。
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● 歴史は、偏った見方では分析できません。つまり一方の体制の
擁護者は、その偏った歴史観で曇らされているのです。
今日の真実は明日の負け組です。
● 上記は歴史経済波動学でのみ解ける歴史です。共産主義運動は歴史の
事実であったし、今後も来るというのが歴史経済波動学の語る所です。
グローバル化と共産主義運動は全く異なる現象です。
● 共産主義運動の第一波は、ロシア革命でありソ連の誕生です。
第二波は中共の勝利です。第三波は今からくる・USA/
大西洋資本主義諸国における革命です。
● 二度あることは三度ある。好きでも嫌いでも、エリオット波動はそう
語っているのです。今から衆愚政治が盛んとなり、2046年以降
USA/大西洋資本主義諸国は戦国時代へと突入します。
● キリスト教の崩壊は、USA/大西洋資本主義諸国の崩壊と同じであり、
イスラム教の勃興は、イスラムが賢帝・知恵者独裁国家=王国を
作る過程の精神的支柱だからです。彼らはいまイスラム教に
● 基ずく王国造りの最中なのです。絶対自由・民主主義にはなりません。
彼らの勢いは爆弾をいくら落としても変わりません。日本は今現在
資本主義の最盛期であり、武士道はあと100年はお蔵入りです。
● ただし、100年後から武士道精神が優勢となる時代が来ますが
それまでは、お金が第一の時代が主流なのです。お金の
ないものは将来は武士を名乗ることも出来ません。