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武人の世界とは≒弾圧・基本は武力で解決

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http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3753?page=1

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集» 著者・コラム紹介 中国 少数民族政策の失敗
            2014年04月18日(Fri)  岡崎研究所

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世界潮流を読む 岡崎研究所論評集世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。

3月8-14日号の英エコノミスト誌は、昆明の無差別殺傷事件が起きた今、中国共産党はこれまでの少数民族政策を変える必要がある、と言っています。

 すなわち、昆明の無差別殺傷事件は全く正当化できないおぞましい犯罪であり、これを非難するのは当然だが、中国共産党は不愉快な現実――弾圧・開発・漢族移住政策を混合した従来の統合政策は、中国の支配を非漢民族に納得させるのに失敗した――も認めなければならない。

 当局は犯人を「新彊の過激派」、つまりウイグル人だと言っており、彼らはあるいは国外で訓練を受けたジハーディストかもしれない。しかし、そうした事実はどうあれ、ウイグル人による自暴自棄の行為が増えているのは確かで、新彊では毎週のように反政府暴力事件が起きている。

 中国共産党は、新彊は2千年来中国の一部だったと主張するが、実際はこの間ほとんどは中国帝国の周縁もしくは全く外にあった。併合の動きが始まったのは18世紀半ばの清朝の時代で、その後、1940年代に東トルキスタンとして独立を宣言したが、1949年には中国共産党が武力による併合を開始した。植民と開拓のために漢族の復員兵が送り込まれ、ソ連式の弾圧を行った。今や漢族が人口の5分の2を占め、経済的にも優位にある。

 今回の事件の動機は今後も解明されないかもしれないが、過激イスラム主義が中国の内部にまで浸透したという恐怖のために、新彊の弾圧問題が曖昧にされてはならない。ラマダンを禁じられ、宗教教育やウイグル語教育も制限されたウイグル人は、自分たちの文化もチベットの様に抹殺されてしまうと恐れている。チベットでも、これまでに100名以上が抗議の焼身自殺をしており、ダライラマの抑制的影響力がなければ、状況はもっと悪化していたかもしれない。要するに、新彊、チベット、内モンゴルは今も中国の植民地であり、中国共産党の下で帝国主義的な和平工作が続いていると言える。

 また、中国政府は、武力の抑えがなければ、新彊やチベットは中国から離脱しかねないと思っているらしく、大規模な軍隊を置いている。しかし、人々の怒りを誘発するような抑圧はかえってリスクを高める。

この問題を前向きに解決するには、ウイグル人やチベット人が中国と平和的に共存共栄できる道を示すしかなく、それには先ず、宗教的・文化的慣習の禁止を解除し、彼らがウイグル人あるいはチベット人として生きられるようにしなければならない。また、彼らに対する中国社会の偏見を取り除き、経済開発はウイグル人社会やチベット人社会を対象に進める必要がある。さもないと、暴力はますます増え、地域はいっそう不安定化するだろう、と述べています。

* * *

 昆明のテロ事件を受けて、あらためて中国の新疆、チベットにおける弾圧政策について中国の反省を求めている論説です。

 昆明事件の真相はわかりません。ウイグル族が犯人だという当局の発表があるだけです。どうしてウイグル人が昆明で無差別殺人をしたかの理由も説明されていません。

 そして、この論説は無差別殺人そのものの批判よりも、それをもたらした中国の少数民族対策を批判しています。

 中国による少数民族の弾圧を、米政府があまり非難しなくなった現在、この種の論説が表れることは、必要かつ歓迎すべきことと思います。

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       本質が見えない人達・植民地主義と共産主義と弾圧

● USAがこの様な侵略や植民地政策や、少数民族弾圧を口にしないのは、中国を
  利用して利益を得ている現実を現しています。つまり、正義よりも利益と言う
  わけです。これは白人先進資本主義国の体質でもあったし、今もその体質は
  持っているからである。

● 白人の植民地政策と、白人優位の思想が、他国の不幸には目をつぶりながら、
  イルカの人権回復には忙しいと言う訳である。つまり、彼らの思考の
  混乱と内部分裂を現しているとも言えます。

● 時代の移行期と言えば、簡単に片づけられますが、それだけではけじめは不十分です。
  
● 中国の政策を非難するのは簡単ですが、しかしこの非難は
  
  ? 今までの先進資本主義国の政策=対策を述べたにすぎません。前提は中共の
    支配が前提です。つまり、侵略植民地政策は認めるが、政策≒やり方が
    間違っていると言うのです。

    恥を知れ”とはこの様な時に使うべきものでしょう。

  ? 彼らの侵略と植民地政策と、今の政策は切っても切り離せないものです。それを
    切り離して、論ずるのは、力で犯しておきながら、今後は共存共栄と
    言う名の下で従いなさいと言う事です。

  ? 過去の罪も今の罪も将来の罪も、全てない事にして、友達に成ろうと
    言うようなものです。友達とは、そのような上下関係では有りません。

  ? これでは過去の植民地政策の反省が全く見られません。まるで日本帝国主義の
    お蔭で植民地であった台湾が親日国に成っていると言わんばかりです。

  ? どんなに尽しても尽しても、反日が止められない中国や韓国や北朝鮮の現状が
    目に入らないようです。他国の支配が良い事はあり得ません。良いかどうかは
    植民地国民の多数が決める事ですが、少なくとも現状では反発が主体です。

  ? 政策さえ変えれば、良くなると言う考えは、言外の意味として、中共の
    植民地支配は合法であると言っているようなものです。

  ? 其処にはいつも書いているが、共産主義の本性が解らない事と、武人の時代の
    意味が解らない事と、彼らの擬態資本主義国化に見事に騙されている
    と言う事に成ります。悪人や詐欺師の本性が見えないのです。

  ? 同時に彼らの侵略や弾圧や虐殺や収奪に直接非難できない、ヤクザに対処
    できない臆病な性格をも現しています。これが研究所と言う名の頭脳集団
    とは聞いてあきれます。

  ? ヤクザの蛮行を見ながら、やめなさい”暴力はいけません”話し合えば解決
    出来るでしょう”等と言っているピンとはずれの介入者です。

  ? これでは、やじ馬は、被害者と加害者は同じ立場と見ます。被害者が救われる
    ことはないどころか、その介入で更に被害者の救われない気持ちが
    恐怖に変わる可能性が有ります。ダレカタスケテー!!

  ? ない方がましとは、このような介入です。    

  ? 顔を洗いなおして出てきなさい!!!

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