Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

排外主義の政策には日本人も含む。反有色人種政策の仕上げは・日本人排撃。資本主義の崩壊。

$
0
0

★ https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200104-00000002-courrier-int

 

空前の和食ブームなのにどうして、ニューヨークの「高級寿司屋」が続々と閉店しているの?
1/4(土) 19:00配信 


「SUSHI NAKAZAWA」や「NOBU」といった人気店はいまも健在だが… Photo: Melina Mara / The Washington Post via Getty Images 
ここ数年で、ニューヨークの高級寿司店が軒並み閉店に追い込まれている。トランプが米国大統領に就任して以後、相次いで移民政策を厳格化したせいだ──。

そう指摘するのは、連載「日米中『秘史』から学ぶ、すぐ役立つ『知恵』」でおなじみの譚璐美さんだ。ニューヨーク在住の譚さん、いったいどういうことですか?

ご存知の通り、トランプ大統領の移民嫌いは音に聞こえている。難民受け入れ政策にしても、従来は2015年7万人、2016年8万5千人、2017年11万人と、毎年増加していたが、トランプ政権になって以来、2018年4万5千人、2019年3万人(上限)と、大幅に削減された。

その一方、トランプ大統領は2017年4月、外国人の就労ビザの厳格化を促す大統領令に署名した。非合法移民の就労を取り締まるためだが、特にH-1Bビザの取得に厳しい条件がつくようになった。

H-1Bビザとは「専門職ビザ」とも呼ばれて、会計士やIT系エンジニアなど特定分野の高度な専門知識をもつ人たちのための就労ビザである。寿司職人もこの分類に入り、昔は日本人の特殊技能とみられていたため、比較的簡単にH-1Bビザを取得することができた。

だが、就労ビザが厳格化され、H-1Bビザを取得するには、「学士号以上の学歴、もしくはそれに相当する実務経験、職務内容があり、高収入があること」いう厳しい条件がついたことで、事実上、寿司職人のビザ取得がかなり難しくなってしまったのだ。

ニューヨークの指折りの高級寿司店、たとえば寿司Sや寿司Dなど、多くは築地などに本店があり、寿司職人は毎年日本から1、2名が交代で派遣されてきて、世界に誇る生粋の「味」と「技」を惜しみなく披露してくれていた。

だが、いくら合法的に就労ビザを申請しても、なかなか許可されない現状に、ニューヨークの高級寿司店はどこも困り果ててしまった。寿司職人の就労ビザが得られなければ、営業を続けることは叶わない。やむなく撤退することにしたというのである。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7511

Trending Articles