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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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今から長い冬の経済へと入る中共。G7は来年からバブルへ。第三次内戦型世界大戦。

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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和元年(2019)12月16日(月曜日)
          通巻6308号   <前日発行>
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 伏せられた情報。銀行の取り付け騒ぎはl「不都合な真実」
   内蒙古、吉林、遼寧から、山東、河南省へ傷口は拡大している
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 以前にも指摘したが、内蒙古省の包商銀行が経営破綻して、中国の国家機関が救済した事件を皮切りに山東省の恒豊銀行が経営破綻しかけ、政府ファンドが救済した。
 いずれも「取り付け」騒ぎがおこり、金融機関の事態の深刻化が露呈した。

預金者の暴動をおそれた中央政府が、政府資金をぶち込んで救済し、当面の沈静化を図ったが、危機の本質は何一つ解決されていない。

 2018年には遼寧省の錦州銀行、営口沿海銀行、そして吉林省の吉林銀行がそれぞれ破綻し、大手銀行やら政府系ファンドが救済した。河南省の伊川農村商業銀行も危機に陥ちいり、取り付け騒ぎが起こったことが判明した。
 とくに営口銀行と伊川農村商業銀行の場合はネットに倒産間際などという書き込みが流れた結果、数千人が行列をつくり大問題となった。

SNSへの投稿写真はすべて削除されたため、中国でも知らない人が多く、またいくら中国でも銀行預金は上限50万元が保障されているため、長蛇の列をつくる必要ない筈だが。。。。

 中国には地方の信用組合、地方銀行を含めて4000の金融機関があるが、農村部の貧困地帯とか、地方の企業城下町とか、景気がドン底を打って失業が街に溢れている。このような過疎地で、もし取り付け騒ぎで、銀行券がショートした場合、暴動になることは確実。安全対策として、取り付け情報があれば、緊急に札束を現場に積み上げる対策が取られている。
      ○△□◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎ 


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