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英国に近づく革命・UKの戦国時代の初期独裁体制は右派or左派?

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)5月13日(月曜日)弐
         通巻第6075号 
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 欧州議会選挙(5月23日)を前に欧州政治、大転換の予兆
  英国ではBREXIT党が世論調査でトップに躍進、メイ与党惨敗の予測
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 5月12日付け英紙『オブザーバー』は衝撃的な世論調査結果を発表した。
それによれば、政党の支持率は
 BREXIT党  34% (ファラージ元UKIP党首の新党)
 労働党      21  (次期政権に返り咲くはずだが)
 自由党      12  (リベラル色が濃い)
 保守党      11  (メイ首相与党)

 フランスでは保守の大躍進があり、ルペンの国民戦線を阻止するために第二位と第三位が連立してマクロン政権を誕生させた。

ドイツでもメルケルはすでにレイムダック入りしており、イタリアでは保守が政権を奪取し、スペインでも大躍進を遂げた。オーストリアは保守政権。これまでの左翼は勢いをもがれている。

 リトアニアは接戦を演じているが、NYタイムズは例によって、保守の躍進を、かならず、「極右」と書くうえ、背後にロシアのハッカーの暗躍、世論誘導がある等と「高尚な」分析をしている。

 さてバルカン半島でも政治潮流が激変の最中である。
 セルビアで、アルバニアで、そしてモンテネグロで政治家の汚職をめぐる反対運動が過激化し、しかもフランスの黄色ジャケット群衆の抗議デモのように毎週、反政府抗議集会とデモが起きている。これを「バルカンの春」と比喩するメディアもでてきた。
 欧州議会選挙(5月23日)を前に欧州政に大転換の予兆が観られる。

   ◇◎□◇み◎◇◎▽や◇◎▽◇ざ◇◎▽◇き○□◎▽ 


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● 資本主義が崩壊するときは、勿論カオスになります。それは
  権力を担うものが流動的という事です。例えば清王朝が
  崩壊後は最も有力なのは蒋介石でした。

● いわゆる私の言う、白色独裁です。共産主義者とUSAの民主党との
  結託で、蒋介石はUSA民主党に裏切られて、蒋介石が
  毛沢東一派に敗れたことは歴史の示す通りです。

● カオス時は、全ての因子を前もって知っていても、結果予測は
  困難です。スーパーコンピューターでも得ないでしょう。
  これは人間の第六感でしか解けないと思われます。

● いずれにしろ、既存の政党が崩壊することは見て取れます。
  USAではトランプ氏が共和党を乗っ取り、仏ではマクロン 
  氏が大統領になりました。既成の政党はどちらも惨敗です。

● イギリスでもそのような世論調査という事なのです。革命とは
  そのような事なのです。しかし革命後はユートピアとは
  それは書生の乙女の願望です。実際は清国後の中共が

● より世界一残虐であった様に、資本主義崩壊後の革命は
  悲惨さが漂う事は容易に想像できます。戦士・戦国時代
  は殺し合いがその本質だからです。

● UK・USAの戦国時代突入で、世界戦国時代のホップが踏まれた 
  といえます。赤と白の戦争は今からが天王山なのです。

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