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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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今後30年間は金利が上がります。資本主義が崩壊するまで

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)2月1日(金曜日)
         通巻第5976号     
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 中国から、明らかな敷金洗浄。ドルの国外不法流失は2220億ドル
  FRBの利上げ見送りは中国経済崩壊防止のための救援策か?
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 FRBは、金利据え置きを決定し、市場はとりあえずの落ち着きを見せた。
じつはFRBの利上げに対しての反対圧力はトランプ大統領ばかりか、ウォール街も露骨に反対してきた。理由は利上げを行うと、ドルがアメリカへの環流を招来し、ドル高となる。反面、発展途上国は通貨安に見舞われる。

とりわけ中国はドル資金の枯渇から株安になる。
 それは中国発の金融恐慌に繋がる怖れが高いと市場は読んでいるからである(詳しくは拙著、田村秀男氏との共著『中国発の金融恐慌に備えよ!』<徳間書店>を参照)。

 世界の銀行データに関して精密は統計をとり、確度高い数字情報を出すGFI(グローバル・ファイナンシャル・インタグリティ。ワシントンのシンクタンク)は、「海外流出の不正資金調査」の最新統計データを更新した。

 ワースト一位は言及するまでもなく中国である。
2006年から15年までの十年間に、2220億ドルの巨額が海外へ流失した。この一覧ではロシアなどの他に429億ドルがメキシコから、337億ドルがマレーシアから流れ出た。意外な国にはバングラデシュだった。同期に817億4000万ドルが不法に海外に流出したことが分かった。

 一方、アップル従業員で自動運転の機密を盗んでいたとしてFBIは、サンフランシスコにある自動運転研究ラボに勤務していた陳某を逮捕した。
 アップルは機密の技術情報が中国に盗み出された事案に対応するため、同センターから200名のレイオフを発表した。

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● 今から30年間は金利の上昇と、又再度の2020年からの株価の上昇で、
  お金持ちの懐には、金がジャブジャブと転がり込んできます。
  金が金を生む時代の再到来です。

● もちろん西欧資本主義最後の宴であり、貧富の差が最大限開く時です。
  これが革命(USA/大西洋資本主義諸国)の下地を作るのです。

● 今年の大暴落がいったん落ち着けば(円高になる時)、次は円安
  ドル高の時代が2020年から始まります。目指すは150~
  160円/ドル。これが最後の西欧の繁栄と

● 日本の製造業の大繁栄をもたらすのです。円安で安くなった日本の
  精密機械は世界のあこがれとなります。儲けたお金でUSAから
  兵器を買って、その他の製品は日本が世界に輸出するのです。

● もちろん今から世界はきな臭くなり(第三次内戦型世界大戦)、兵器の
  需要は世界で高まります。もちろん日本の優秀な兵器も円安とともに
  世界に輸出されて、兵器の性能の向上にも役立ちます。

● つまり、兵器の世界でもやがて、パックスジャポニカの時代が来るのです。
  どうですか?! 机上の空論でも簡単にできますから、実際も簡単に
  できるのです。

● その気になれば。否その気にならなくてもそうなります。
  これが歴史経済波動学の神髄です。
  

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