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習近平「2049年までに台湾を併合、武力行使も辞さず」の衝撃度
人気記事国際2019.01.11 4538 by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』
1月2日に「台湾統一」に関して初の演説を行ない、中台統一への意気込みを示した習近平国家主席。近年、台湾への関与を強めているトランプ大統領牽制の狙いがあると考えられますが、「武力使用は放棄しない」とする今回の方針は、今後の台湾や周辺諸国にどのような影響を及ぼすのでしょうか。国際関係アナリストの北野幸伯さんが自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、詳しく解説しています。
習近平、台湾統一の強い決意を示す
習近平は年始、台湾政策に関する演説を行いました。何を語ったのでしょうか?
習近平氏が初の台湾政策演説 5項目公表 「武力使用放棄せず」
毎日新聞 1/2(水)21:29配信
【北京・河津啓介、台北・福岡静哉】中国の習近平国家主席(共産党総書記)は2日、中国が台湾に平和統一を呼びかけた「台湾同胞に告げる書」発表から40年に合わせ、5項目の台湾政策に関する重要演説をした。台湾側に経済協力の「アメ」を示しつつ、統一に向けて「武力使用は放棄しない」と明言。米国を念頭に「外部勢力による干渉」をけん制した。
具体的にどんな政策なのでしょうか?
政策の柱は
平和統一の実現
「1国2制度」の適用
「一つの中国」堅持
中台経済の融合
同胞・統一意識の増進
──の5項目。習氏は演説で「台湾問題は、民族の復興によって必ず終結する」と表明。習氏は建国100周年にあたる49年までに「中華民族の偉大な復興」を実現する国家戦略を掲げており、統一への強い決意を示した形だ。
5項目、意訳してみましょう。
1.平和統一の実現
=プロパガンダや買収によって、なるべく戦闘なしで併合する。
2.「1国2制度」の適用
=香港の時のように、「中華人民共和国の一部になっても何も変わりませんよ!」ということにして、併合する。
3.「一つの中国」堅持
=中華民国(台湾)は存在せず、世界には中華人民共和国があるだけであ~る。
4.中台経済の融合
=中国が台湾経済を飲み込むことで、吸収してしまう。
5.同胞・統一意識の増進
=プロパガンダと洗脳で、台湾人を中国人にしてしまおう。
こんな感じでしょうか。
一方で、習氏は台湾独立の動きに強い警告を発した。「中国人は中国人を攻撃しない」と述べつつ「あらゆる必要な措置を取る選択肢を保有する」とし、独立や外国勢力の介入に武力行使を辞さない考えを強調した。
(同上)
「あらゆる必要な措置を取る選択肢を保有する」というのは、要するに「平和理に併合したいが、必要があれば武力行使もする」ということですね。いつ武力行使をするかというと、
台湾が独立を宣言したとき
アメリカが介入したとき
トランプ米大統領は台湾問題への関与を強めており、昨年末には台湾への武器売却や高官訪問などを促進する法律に署名し、成立させたばかり。中国外務省の陸慷(りくこう)報道局長は2日の定例記者会見で、米側に抗議したと明かしたうえで、習氏の演説を引用し「外部からのいかなる干渉も容認しない」と述べた。
(同上)
トランプさんが大統領になる前、アメリカは、及び腰でした。しかし、彼が大統領になって関与を強めています。問題の多い大統領ですが、こういうところは立派です。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● さすが習近平・大王、現実的な戦略です。現時点で未来の方針を出し、敵を牽制し、
そして状況が許せば、本格的に侵攻する。私の歴史経済波動学から
言えば、彼の戦略はまさにどんぴしゃりの戦略です。
● 今から中国経済の崩壊が始まりますが、永遠の崩壊はありません。過去の経験から
長い調整波はせいぜい20年程度です。それは世界恐慌時の調整を見ても分かります。
1929年から始まった巨大なトライアングルという調整波は1949年で終わっています。
● 中共の今回の崩壊は、2007年から起こっています。言い換えれば遅くても2027年で
調整は終わります。2027年前後は日本やアジアなどの中小国の崩壊の始まりであり、
2029年前後はUSA/大西洋資本主義諸国の大崩壊の始まりです。
● エリオット波動では、トライアングルは第4波でしか起こりません。
つまり270年サイクルの中の二度目の90年サイクルの崩壊調整波が世界恐慌です。
この波をしっかり理解する事が、未来予測にはキーポイントとなります。
● 今までの私の検索では、1929年から1949年までを調整波=トライアングルとして
分析したデータを見た事がありません。つまり、私以外は世界のだれもその事に
気付いていないという事です。だから彼らは未来予測に失敗するのです。
● 彼らとは、勿論世界の投資家であり、エリオット波動分析家であり、経済学者=頭脳
であり、支配階級などです。ここが決定的に異なる分析です。トライアングルとは
何か? それが出れば何を意味するかを知らなくては全く分析は出来ません。
● 1929年に始まった世界恐慌=巨大トライアングル調整波が全てを語っています。
繰り返しますが、それは二度目の90年サイクルの大崩壊であり、次の90年
㌟の大崩壊は、270年サイクルの大崩壊と云う事です。つまり体制の崩壊です。
● また同時に810年の西欧の繁栄のサイクルの大崩壊でもあるのです。言い換えれば
西欧文明の大崩壊です。品種改良した穀物などの大失態、出鱈目な西欧医学の
薬(ごく一部の薬は良いが)の大失敗。全てがその方向に向かっています。
※ 言い換えれば、第二のローマ帝国の崩壊であり、第一のローマ帝国の崩壊から
1600年前後(810年X2)に当たります。
● 歴史経済波動学から予測される、2046年のUSAの資本主義体制崩壊=内戦と大混乱の
時代の始まり。その時を的確にとらえて侵攻すれば、USAは手も足も出せません。
何故なら、戦艦ポチョムキンの反乱(第二の市民戦争)が起こるからです。
● ただ一国、台湾を保護できるのは、日本のみです。しかし中共を唯一の中国として
認定している日本には、台湾を防衛する正当性など全くありません。ましてや
台湾保護の為に中共と核戦争を覚悟するなど全くあり得ません。
● 自国の民が米兵の暴行されても保護どころか、暴行された少女を攻撃する国民性です。
あり得ない歪んだ国民性です。沖縄を防衛するには、最終的には中共との
核戦争も辞さない覚悟が必要です。
● つまり、核武装を十分して=中共を破壊できるほどの核をもち、更に沖縄の為に
中共との刺し違えを覚悟する愛と度胸が必要です。現在の日本人には
全く望みはありません。将来はどうか分かりませんが・・。
● 歴史経済波動学から見れば、台湾併合は既定の未来です。さすが13億の民の頂点に
立つ人物です。中共現代版・戦国時代の中興の覇者と云えましょう。
● 👇以下の図で、1929年から1949年までの巨大なトライアングルが見えますか?!!
![]()
● 上図はインフレ調整をしていますから、実際の株価とは異なります。だからこそ
波の形ははっきりと見えるのです。2000年からのUSAの調整波は実際の株価では
拡大型トライアングルですが、インフレ調整後はホリゾンタル調整波です。
● 従って、インフレ調整波ではリーマンショックまで落ち込むことが予想されます。
つまり、7000ドル前後です。実際は膨大な金融緩和=インフレがありますから、
実際は半分程度の調整が予想できます。
● 14000ドルをインフレ調整すれば、ほぼ7000ドルになるでしょう。言い換えれば
28000ドルまで上がった、DOWはその約半分
● 14000ドル前後までの暴落が、おおざっぱに予想できます。つまり、後1万ドルは
下がるという事です。そこが今回の底という事が予想できます。日本円でも
それに近い金額と云えましょう。つまり、日経は14000円前後という事です。
習近平「2049年までに台湾を併合、武力行使も辞さず」の衝撃度
人気記事国際2019.01.11 4538 by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』
1月2日に「台湾統一」に関して初の演説を行ない、中台統一への意気込みを示した習近平国家主席。近年、台湾への関与を強めているトランプ大統領牽制の狙いがあると考えられますが、「武力使用は放棄しない」とする今回の方針は、今後の台湾や周辺諸国にどのような影響を及ぼすのでしょうか。国際関係アナリストの北野幸伯さんが自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、詳しく解説しています。
習近平、台湾統一の強い決意を示す
習近平は年始、台湾政策に関する演説を行いました。何を語ったのでしょうか?
習近平氏が初の台湾政策演説 5項目公表 「武力使用放棄せず」
毎日新聞 1/2(水)21:29配信
【北京・河津啓介、台北・福岡静哉】中国の習近平国家主席(共産党総書記)は2日、中国が台湾に平和統一を呼びかけた「台湾同胞に告げる書」発表から40年に合わせ、5項目の台湾政策に関する重要演説をした。台湾側に経済協力の「アメ」を示しつつ、統一に向けて「武力使用は放棄しない」と明言。米国を念頭に「外部勢力による干渉」をけん制した。
具体的にどんな政策なのでしょうか?
政策の柱は
平和統一の実現
「1国2制度」の適用
「一つの中国」堅持
中台経済の融合
同胞・統一意識の増進
──の5項目。習氏は演説で「台湾問題は、民族の復興によって必ず終結する」と表明。習氏は建国100周年にあたる49年までに「中華民族の偉大な復興」を実現する国家戦略を掲げており、統一への強い決意を示した形だ。
5項目、意訳してみましょう。
1.平和統一の実現
=プロパガンダや買収によって、なるべく戦闘なしで併合する。
2.「1国2制度」の適用
=香港の時のように、「中華人民共和国の一部になっても何も変わりませんよ!」ということにして、併合する。
3.「一つの中国」堅持
=中華民国(台湾)は存在せず、世界には中華人民共和国があるだけであ~る。
4.中台経済の融合
=中国が台湾経済を飲み込むことで、吸収してしまう。
5.同胞・統一意識の増進
=プロパガンダと洗脳で、台湾人を中国人にしてしまおう。
こんな感じでしょうか。
一方で、習氏は台湾独立の動きに強い警告を発した。「中国人は中国人を攻撃しない」と述べつつ「あらゆる必要な措置を取る選択肢を保有する」とし、独立や外国勢力の介入に武力行使を辞さない考えを強調した。
(同上)
「あらゆる必要な措置を取る選択肢を保有する」というのは、要するに「平和理に併合したいが、必要があれば武力行使もする」ということですね。いつ武力行使をするかというと、
台湾が独立を宣言したとき
アメリカが介入したとき
トランプ米大統領は台湾問題への関与を強めており、昨年末には台湾への武器売却や高官訪問などを促進する法律に署名し、成立させたばかり。中国外務省の陸慷(りくこう)報道局長は2日の定例記者会見で、米側に抗議したと明かしたうえで、習氏の演説を引用し「外部からのいかなる干渉も容認しない」と述べた。
(同上)
トランプさんが大統領になる前、アメリカは、及び腰でした。しかし、彼が大統領になって関与を強めています。問題の多い大統領ですが、こういうところは立派です。
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● さすが習近平・大王、現実的な戦略です。現時点で未来の方針を出し、敵を牽制し、
そして状況が許せば、本格的に侵攻する。私の歴史経済波動学から
言えば、彼の戦略はまさにどんぴしゃりの戦略です。
● 今から中国経済の崩壊が始まりますが、永遠の崩壊はありません。過去の経験から
長い調整波はせいぜい20年程度です。それは世界恐慌時の調整を見ても分かります。
1929年から始まった巨大なトライアングルという調整波は1949年で終わっています。
● 中共の今回の崩壊は、2007年から起こっています。言い換えれば遅くても2027年で
調整は終わります。2027年前後は日本やアジアなどの中小国の崩壊の始まりであり、
2029年前後はUSA/大西洋資本主義諸国の大崩壊の始まりです。
● エリオット波動では、トライアングルは第4波でしか起こりません。
つまり270年サイクルの中の二度目の90年サイクルの崩壊調整波が世界恐慌です。
この波をしっかり理解する事が、未来予測にはキーポイントとなります。
● 今までの私の検索では、1929年から1949年までを調整波=トライアングルとして
分析したデータを見た事がありません。つまり、私以外は世界のだれもその事に
気付いていないという事です。だから彼らは未来予測に失敗するのです。
● 彼らとは、勿論世界の投資家であり、エリオット波動分析家であり、経済学者=頭脳
であり、支配階級などです。ここが決定的に異なる分析です。トライアングルとは
何か? それが出れば何を意味するかを知らなくては全く分析は出来ません。
● 1929年に始まった世界恐慌=巨大トライアングル調整波が全てを語っています。
繰り返しますが、それは二度目の90年サイクルの大崩壊であり、次の90年
㌟の大崩壊は、270年サイクルの大崩壊と云う事です。つまり体制の崩壊です。
● また同時に810年の西欧の繁栄のサイクルの大崩壊でもあるのです。言い換えれば
西欧文明の大崩壊です。品種改良した穀物などの大失態、出鱈目な西欧医学の
薬(ごく一部の薬は良いが)の大失敗。全てがその方向に向かっています。
※ 言い換えれば、第二のローマ帝国の崩壊であり、第一のローマ帝国の崩壊から
1600年前後(810年X2)に当たります。
● 歴史経済波動学から予測される、2046年のUSAの資本主義体制崩壊=内戦と大混乱の
時代の始まり。その時を的確にとらえて侵攻すれば、USAは手も足も出せません。
何故なら、戦艦ポチョムキンの反乱(第二の市民戦争)が起こるからです。
● ただ一国、台湾を保護できるのは、日本のみです。しかし中共を唯一の中国として
認定している日本には、台湾を防衛する正当性など全くありません。ましてや
台湾保護の為に中共と核戦争を覚悟するなど全くあり得ません。
● 自国の民が米兵の暴行されても保護どころか、暴行された少女を攻撃する国民性です。
あり得ない歪んだ国民性です。沖縄を防衛するには、最終的には中共との
核戦争も辞さない覚悟が必要です。
● つまり、核武装を十分して=中共を破壊できるほどの核をもち、更に沖縄の為に
中共との刺し違えを覚悟する愛と度胸が必要です。現在の日本人には
全く望みはありません。将来はどうか分かりませんが・・。
● 歴史経済波動学から見れば、台湾併合は既定の未来です。さすが13億の民の頂点に
立つ人物です。中共現代版・戦国時代の中興の覇者と云えましょう。
● 👇以下の図で、1929年から1949年までの巨大なトライアングルが見えますか?!!
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● 上図はインフレ調整をしていますから、実際の株価とは異なります。だからこそ
波の形ははっきりと見えるのです。2000年からのUSAの調整波は実際の株価では
拡大型トライアングルですが、インフレ調整後はホリゾンタル調整波です。
● 従って、インフレ調整波ではリーマンショックまで落ち込むことが予想されます。
つまり、7000ドル前後です。実際は膨大な金融緩和=インフレがありますから、
実際は半分程度の調整が予想できます。
● 14000ドルをインフレ調整すれば、ほぼ7000ドルになるでしょう。言い換えれば
28000ドルまで上がった、DOWはその約半分
● 14000ドル前後までの暴落が、おおざっぱに予想できます。つまり、後1万ドルは
下がるという事です。そこが今回の底という事が予想できます。日本円でも
それに近い金額と云えましょう。つまり、日経は14000円前後という事です。