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資本家は株式市場を利用して如何に権力を恫喝・支配するか? 経済戦争

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★ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39566050Z21C18A2000000/?n_cid=NMAIL007

著名投資家に泣きついたトランプ政権(NY特急便)
NQNニューヨーク 滝口朋史
トランプ政権 北米
2018/12/29 6:17
日本経済新聞 電子版

トランプ米大統領の「沈黙」が米株式相場を支えている。28日はダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反落したが、週間では617ドル高と12月に入ってから初めて上げた。相場底入れの兆しが増え始め投資家心理の悪化に歯止めがかかりつつあるほか、トランプ氏が米連邦準備理事会(FRB)への批判を封印したのも安心感につながっている。

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米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長=ロイター

「トランプ政権の高官が最低でも1人の著名投資家に接触していた」。米CNBCは28日、1896年の集計開始以来でダウ平均がクリスマスイブとして最大の下落率を記録した24日以降に政権幹部が相場を支えるためのアドバイスを求めたと報じた。政権は相場上昇をトランプ氏の政策の成果の1つとみなしており、相場急落を受け投資家に泣きついたとみられる。

助言を求められた投資家はパウエルFRB議長への批判をやめるようにトランプ氏に伝えるよう求めたほか、閣僚の交代停止や中国との貿易交渉で合意することが相場の支えになると指摘したという。トランプ氏はFRBが19日に今年4回目の利上げに踏み切ったのを受け「米経済の唯一の問題はFRB」などと批判を繰り返していた。

トランプ氏が助言に耳を貸したかどうかは不明だが、26日以降はツイッター上でFRBを批判するような投稿はなりを潜めている。ここ数日は野党民主党に対し政府機関の一部閉鎖につながった「国境の壁」建設費の計上に協力するよう求める内容が大半だ。

相場の不安定要因になっていたトランプ氏によるFRB批判にひとまず歯止めがかかったうえ、相場が底入れする兆しも増えている。年末特有の節税目的の損失確定を目的とした売りも終息する見込みで、相場の戻りに対する期待がじわりと広がり始めた。
「経営幹部が企業業績に自信を持っている証左だ」。STAウエルス・マネジメントのルーク・パターソン氏が注目するのが、上場企業の経営幹部による自社株の売買状況だ。買った企業の数を売った企業の数で除した倍率は12月に急上昇し1倍に迫った。11年8月以来の高水準だという。

投資家の強気・弱気を示す指標である「プット・コール・レシオ」は27日に0.96倍と4日以来の水準に低下した。売る権利であるプットの建玉(未決済残高)を買う権利のコールの建玉で割って算出する同指標は相場の下落に備える投資家が増えれば上昇する。20日に1.82倍とデータを遡れる06年11月以降で最高になっていたが、一段安への警戒感は収束しつつある。
個人投資家の心理が「陰の極」に近づいたのも底入れ観測を支えている。全米個人投資家協会の週間調査では26日時点で今後6カ月の相場に「弱気」との回答が50.3%と13年4月以来5年8カ月ぶりに半数を超えた。個人の心理はヘッジファンドや機関投資家などに遅行しやすく、相場の「逆指標」とされている。

市場では「押し目買いや買い戻しが新年に向けた相場を支えそうだ」(SIAウエルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との楽観論も聞かれた。政府機関の閉鎖長期化や米中貿易交渉など相場を揺さぶりかねない材料は依然残るが、戻りを見込む参加者は着実に増えている。
(NQNニューヨーク=滝口朋史)

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● このように、自然に起こる株式市場の大暴落=波を利用して、政権を操作するのが
  資本主義的支配と思えば良いと思います。国際金融機関は過去もそれを
  利用して政治を裏から支配してきたのです。

● 暴落の原因を政権に押し付けて、または暴落後の不始末を政権の失敗として
  相手に反省と責務を押し付けて管理するのです。1913年にFRBを乗っ取った
  国際金融機関は、1929年の大暴落で最大の利益を得るのです。

● 同時にFRB支配をも確実なものとしてきました。又同時に政治を裏からコントロール
  してきたのです。それが資本家の資本主義的支配という事です。そして
  石油文明の最盛期に、過去の文明を一掃する事にしたのです。

● 勿論お金という権力を、極限まで最大化する為です。1937年に大麻取締法を突然制定し
  現代科学による石油文明の巨大な供給力のはけ口を求めて、世界の制覇を
  目指すことにしたのです。市場の確保こそ資本家の最大の望みなのです。

● 勿論その後に戦争を誘発する事は、必然の流れという事です。後発資本主義国も
  当然市場を求めて市場に参入します。先輩資本主義にとっては目障りな存在です。
  株式市場の大崩壊とそれを利用しての市場の支配、ライバル≒後発国の追放、

● 全てが混然一体となったのが、1929年以降の大恐慌の出来事です。この巨大な波の
  後には巨大な破壊=戦争が来ることは必然なのです。大麻はそれまでの文明の
  主役でした。茎からは良質で強い繊維が取れ、衣服や建材の原料となりました。

● 葉は野菜となり、さらに茎も野菜となり又燃料や縄にもなります。若葉と花は所謂
  薬となります。今でいう医療用マリファナです。種はたんぱく質を十分含み
  脂質のω3とω6の配分も良好で大切な食料となります。生育が早く
  土地を選ばない大麻は究極のエコ植物なのだったのです。

● これを嘘と恐怖のプロパガンダで悪役に仕立てて市場から追放したのが1937年以降の
  大麻追放運動であり世界大戦なのです。首尾よく世界を征服したUSAの資本家は世界に
  大麻取締法を押し付けて、更には小麦の品種改良で食料の支配にも乗り出しました。

● これが今の石油文明の姿なのです。当然のこととして、資本主義システムの老化と
  同時に,反石油文明の動きと大麻の復権が現れるのは、当然の流れといえるでしょう。
  大麻が究極のエコ植物として登場する事も必然なのです。

● このように見えない巨大な歴史の波も、歴史経済波動学で見ればすべてがスッキリと
  因果関係がみえてきます。知識階級が是非知るべき、法則といえるでしょう。

● 従って医療大麻の復権と西洋医療における慢性疾患の崩壊をも必然と云うことに
  なります。しかしそのような波は巨大ですから、目を凝らして、
  歴史を法則に照らして見なければ見えてきません。

● これを陰謀論という人もいますがそうではなく、文明の本質を表しているのです。

● 自らの造った品種改良の小麦で、病気と貧困とを世界に輸出して、自らの利益のみを
  追い求め世界支配を達成した現代西欧文明は、その結果として自己崩壊の
  過程に入っているのです。これも自己組織化現象=必然というのです。

● 言い換えれば、因果応報であり、尻拭いは最後は自らしなくてはいけないのです。
  どうですか? 西欧文明の崩壊、USAの/大西洋資本主義の崩壊と
  慢性疾患の現代医療の崩壊も見えてきましたか? 

● 問題なのは、2138年まである現代日本文明の今後の最盛上昇期は、西欧文明を
  受け継ぎながらどう修正して行くかです? そっくりそのままで引き継ぐ
  のでは、全く日本文明の意義はないと思われます。


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