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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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前門の羊の皮を被った狼(中共)・後門の虎(USA)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)11月21日(水曜日)
         通巻第5897号  
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 予想より早く来たGAFAバブルの崩壊
  10−20%の時価が下落し、市場は戦々恐々
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 ゴーンの失楽どころではない。ゴーン逮捕で、日産の株価は東京市場で、5%強下がって、投資家は慌てたが、それどころではない。ニュースはゴーンが会社に支払わせたリオデジャネイロの豪邸などを映し出していたが、事件の本質はそのことではなく、フランスの法解釈と、日本の捜査になぜ「地検」が登場したかとの差違に潜むのではないか。

 トランプ相場と言われたのは「GAFA」である。
グーグル、アップル、フェイスブック、そしてアマゾンの四社は時価株式バブルを演じてウォール街が沸いた。
 しかも、これらGAFAが中国市場を狙っていて、トランプの対中政策と真っ向から対立的だった。

 アップルの時価総額が1兆ドルから8800億ドルに下落した。
 アルファベットは持ち株会社、時価総額が10%下落した。フェイスブックとアマゾンは、20%の下落。つまりGAFAバブルが終わったことを意味する。

 これらは中国市場の動向と密接な関連があるが、パプア・ニューギニアAPECは、米中対立がますます先鋭化したため、首脳宣言が出されないという異常な終幕となった。
 
 ポートモレスビーで記者会見に臨んだペンス副大統領は「これから(加盟国は)、アメリカか、中国か、の選択を迫られることになる」と述べた。
 
月末に予定されるアルゼンチンでのG20でも、米中の溝が埋まるというシナリオは想定枠にない。
□◎□○み△◎□◇や○◎○□ざ□◎□○き○◎○□


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● このような状況が来ることを、私は5.6年前に既に予測していました。
  いわゆる四面楚歌です。勿論このような段階はまだ初めの段階です。
  段々と各国の国益がぶつかり、第三次内戦型世界大戦に向かうのです。

● 当分日中関係は疑似友好関係で乗り切れますが、しかしUSAの嫉妬はこれを
  許しません。何処までトランプUSAは日本に詰め寄るのか、又日本は
  何処までUSAのいう事を聞くのか、歴史の分かれ道です。

● 死んで逝く、USA/大西洋資本主義諸国に代わって、自由社会のリーダーとして
  世界を率いてゆく日独は、USAからの完全独立の時であり、世界の移民を
  ひきつけながら、Pax Japonica+Germania が繁栄する時です。

● 米中の狭間で、どのようにバランスを取るかで、世界は分かれるのです。
  老いて傷ついているとは言えライオンはライオンです。下手な対処では
  危険すぎます。見どころ満載の歴史の転換期です。見逃せません。

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