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● 上記の本を見れば、西欧の文明の崩壊は必然であることが分かります。
マルクス風にいえば、政治支配体制はその経済的基盤で決定される。
● つまり、経済や健康の基盤である食体制が崩壊すれば、当然文明は
崩壊します。それは全ての文明の法則です。衣食住足りて
礼節を知る=文明の発展、という事です。
● 食うや食わずでは、文明と名の付く大規模な経済発展は望めません。
その基盤の食生活が崩壊するのです。全てを金儲けという
観点からみる、西欧資本主義の大崩壊と云えます。
● 本来遺伝子操作をして、品種改良をした食物は、その安全性を調べてから
人間の口に入れるものです。ただでさえ、この地球上の植物の殆どは
人間の食料としては不向きです。
● 何千万種あると言える地球上の植物はほんの一部のみが、我々の食卓に
上れる資格があるのです。言い換えれば植物の99.9999%は毒を含み
食料として不適格なのです。
● 品種改良して、過去の小麦とは大幅に変わった小麦は、西欧文明に
大反撃を加えています。その本の精神が世界に行き渡れば
西欧文明はもはや持ちこたえることは出来ません。
● 穀物等を品種改良して、世界の食料を独占しようとしてきた、資本主義の
支配階級の大崩壊を、日常の食生活から見えなくてはいけません。
現代の生活習慣病の殆どが、この本を読むことで理解できます。
● 小麦の問題点は、
❶ Glycemic Index が極端に高く,砂糖よりも高く、肥満とそれに続く
糖尿病、糖尿病合併症(網膜、腎臓、神経障害)の必然性。
更に体を糖化・酸化させることで起こる種々の生活習慣病。
❷ グルテンという毒としか言いようのない小麦蛋白質の人体への障害。
又はグルテンアレルギー、又は潜在性の毒作用。生活習慣病の
殆どを占めるかもしれない、その障害。
❸ 更に外因性モルヒネ様物質(エクソルフィン)の作用。
食べ物が、中毒又は依存性を持つという全くの
新しい発見。
● これらが全て、小麦文明の姿を映しています。