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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)1月17日(水曜日)
通巻第5583号
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現代中国のマタハリ、米国の首都でまたも暗躍
米国の有力筋「ウェンディ・デン(マードックの前妻)は中国のスパイだ」
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ウェンディ・デンは、現代中国の「マタハリ」である。希な成功を収めた女スパイだ。
彼女は山東省済南の貧困家庭に生まれ、苦学して江蘇省に移住した。努力が認められ、保証人となる外国人老人が現れ、海外留学が適った。
凄まじいほどの野心家である。
その保護者の老人とできて、夫人を押し出して正妻に収まるや、すぐさま当該国籍を取得した。そのための打算的な結婚だったのであり、国籍を取得するや、さっさと夫を捨て、香港にでた。
香港のスター・テレビでインターだった彼女は、当時の社長ルパート・マードックに近付いて、夫人の座を射止めた。
まずしき中国人女性が世界のマスコミ王の夫人として、セレブ人生。1999年から2013年まで世界を歩いた。
マードックは途中でデンの不誠実さに気がついた。
離婚を思い立ったのは、彼女の浮気癖というより、ウェンディ・デンは紛れもなく中国のスパイだということだった。デンは英国のブレア首相と浮き名を流し(これは英紙テレグラフがすっぱ抜いた)、マードックと離婚後は、次にロシアのプーチン大統領に近付いて、意図的なゴシップ作りにも精を出した。しかしKGB出身のプーチンが女性に甘いとは考えられないが。。。。
米国のメディアが一斉にウェンディ・デンなる女史のスパイ説を流し始める。ウォールストリートジャーナルなどの一流紙である。
これらの情報を整理すると、ウェンディはトランプ大統領の女婿ジャレット・クシュナーに巧妙に近づき、ロビィ活動を展開。ワシントンの連邦議会のすぐ側に「「中国庭園」をつくるという未曾有のプロジェクトを推進した。
ところが同敷地内に総工費1億ドル、高さ21メートルのタワーを建設することが判明し、ウォールストリートジャーナルは「中国のスパイ基地だ」と疑念を呈した。
この報道をうけて米国連邦議会は、「これは中国の偵察基地に転用される」と反対を唱える。中国は「トンデモナイ誤解だ。両国の友好のシンボルである」と強弁を繰り返す。
たった一人の中国人女性スパイが米国政治をがたがたに揺らしている。
◎▽□み◇◎◎や◎▽◇ざ◎□◇き□◇◎
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● 100年以上前、ガタガタの清王朝に諸外国が侵入して来ました。1910年
清王朝が崩壊後も諸外国は中国に居座りました。今度は逆の事が
USA/大西洋資本主義の内部で起こるのです。
● 全く見ておれない失態を、USA/大西洋資本主義諸国はくりかえすでしょう。
だからこそ、USAに引導を渡して、日本がその代役を務めなくては
いけない時代が来ているのです。平和ボケしている暇はないのです。
● 勿論USA崩壊後に居座る中共のスパイは、サンダース一家の導きで、在米
中華系と韓国系が暗躍するは当然の歴史の流れです。
● ♪サー君は野中の いばらの花か サーユイユイ暮れて帰れば やれほに ひきとめる
マタハーリヌ チンダラカヌシャマヨ
♪サー嬉し恥ずかし浮名をたてて サーユイユイ 主は 白百合 やれほに ままならぬ
マタハーリヌ チンダラカヌシャマヨ サー
♪田草取るなら 十六 月夜 サーユイユイ 二人で気がねも やれほに 水いらず
マタハーリヌ チンダラカヌシャ マヨ サー ♪