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若返りには・ミトコンドリアの若返りが必要

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★ https://mainichi.jp/articles/20160830/ddm/012/040/056000c?inb=ys



「卵子若返り」?2人妊娠 卵巣のミトコンドリア移植 大阪の施設が初実施

毎日新聞2016年8月30日 東京朝刊

 高齢出産になる女性の妊娠率向上などを目指して、本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入する自家移植治療を実施し、2人が妊娠したと大阪市の不妊治療施設が29日発表した。米国企業が中心に開発し、「卵子の若返り」と呼ばれて一部で注目されている手法で、国内での実施は初めて。一方、効果や安全性が科学的に証明されておらず、専門家から慎重な対応を求める声もある。

 今回実施を公表した「IVFジャパン」によると、この方法は、腹腔(ふくくう)鏡手術などで患者の卵巣にあるとされる「卵子前駆細胞」からミトコンドリアを抽出し、体外受精の時、卵子に精子とともに注入するというもの。ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作る小器官で、「良質なミトコンドリアを注入することで卵子の質を改善し、体外受精の成功率を高める」という。

 今年2月から27〜46歳の女性25人を対象に卵巣の細胞を採取。うち6人でミトコンドリアを注入した受精卵を子宮に戻し、27歳と33歳の2人が妊娠した。ミトコンドリアの移植が妊娠にどうつながったかは不明という。患者は費用として250万円を負担する。

 日本産科婦人科学会の倫理委員会は昨年12月、他人のミトコンドリアではないため問題は少ないとしつつ、「(効果や安全性を確かめる)臨床研究として行われることがふさわしい」と判断していた。

 生殖補助医療に詳しい石井哲也・北海道大教授(生命倫理)は「ミトコンドリアには独自のゲノムがあり、生殖細胞への遺伝的な介入となることも考慮し、基礎研究で効果を確かめる必要がある。証拠がない医療を人体でやるのは問題だ。なし崩し的に実施されれば大きな社会問題に発展しうる」と指摘する。【千葉紀和】

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● このように、細胞が若返るとは主に、主にミトコンドリアの問題です。ミトコンドリアは
  エネルギーを生産して、細胞に必要なエネルギーを与える工場です。社会に例えれば
  発電所が崩壊するようなものです。殆どの生産が止まり、社会は崩壊します。

● このミトコンドリアのエネルギー生産は主に脂肪を原料としています。脳はブドウ糖を
  使いますから、低血糖になると直ちに脳が働かなくなり、更に低下すると
  死亡します。インシュリン事故で多くの人が死ぬのはこれが理由です。

● 少々血糖が高いだけでは、調子が悪くなって病院に来ますから、スグには死なないのです。
  しかし低血糖が酷いと脳へのエネルギーが途絶えて直ちに死にます。年間3万人がこれで
  死亡していると推定されています。

● しかし他の臓器は、全て脂肪(中性脂肪)をエネルギー源として使いますから、脂肪は
  なくてはならないものなのです。細胞膜を造り、局所ホルモンとして臓器で働き、
  更にエネルギー源となる脂肪は、万能選手なのです。

● 生命の根源なのに、この脂肪が悪いなどと云う現代栄養学は、全くの机上の空論なのです。
  
● このミトコンドリアをいかに元気にするかが、若返りと病気を根絶するコツなのです。
  

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