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習独裁の確立//何時まで持つか個人独裁権力

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月1日(日曜日)
        通巻第5455号  
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 党大会直前に孫政才(前重慶市党委書記)の党籍を剥奪
  ほかに市幹部十数名を近く逮捕。共青団コネクションが崩壊
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 具体的な罪状はなにひとつ明らかにされていない。
 7月14日に孫政才が拘束され、重慶市党委書記から引きずりおろされた。理由は単に「重大な規律違反」とされ、交代に貴州省書記の陳敏爾がやってきた。陳は習近平のお気に入りの子分だ。

 9月29日に孫政才は現職の中央委員としては30年ぶりに「党籍はく奪」処分となった。ほかに十数名の党委幹部、重慶市幹部が拘束され、「汚職」容疑で取り調べを受けていると発表された。
 そのうえ、党大会出席資格のある重慶市代表43名のうち、14名がリストから外された。党大会に三分の一の重慶市代表が出席できないという異常な事態である。

 発表されている罪状は「なまけ、さぼり」。具体的に何が犯罪行為なのか、これではさっぱりわからない。

 消息筋は「習近平が党大会で『習思想』を綱領に掲げ、党の『主席』という毛沢東以来のポストを狙っている。この動きに反対する共青団人脈を黙らせるには、共青団のスター的存在である孫政才が生贄にされた」と分析している。

        □◇□み△□◇や□▽◎ざ□◇□き◎□◇

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● 次々と政敵を粛清し、個人独裁を目指す習近平。しかし武人時代の寿命はまだ
  まだ先があります。中共の戦国・武人時代の崩壊は、1910年+270=2180年。
  その途上での独裁は、いずれ崩壊する運命です。

● 個人独裁が終わる形には、以下の3つが予想できます。

  1⃣ 在任中にクーデターにあう。
  2⃣ 死んでから、独裁が終わる。
  3⃣ 習近平が死んでも、後継者が個人独裁を続ける。

●  3⃣ は政治闘争が主体の武人戦国時代では、非常に難しいと言えます。
   2⃣ は毛沢東の後がそうでした。基本的にはそのほうが予想しやすい個人独裁です。
     独裁者が生きている間は、みな自分可愛さに口を開くことは少ないでしょう。
   1⃣ は今から、世界に大混乱と激動が走りますから、その隙を狙うことはあり得ます。

● その為には彼の政策がことごとく失敗する必要があります。内戦型世界大戦には
  中共も含まれると思いますから、その弱点をしっかり研究する事は重要です。
  基本は彼らの脅しを断固として拒否する核武装の日本が必要です。

● 内戦型第三次大戦では、日本では勿論革命や内戦は起こりません。しかし官僚から
  権力を奪い返す、政治家のクーデターは起こるでしょう。それでも選挙の洗礼を
  受けますから、基本的にはソフトクーデターと云えます。

● 大戦での日本の立ち位置は、第二次大戦前のUSAに近いと言えます。つまり。基本的には
  初期は大戦に関与せず、直接も巻き込まれず、傍観者的な立場という事です。
  しかし世界的混乱が広がってくれば、資源を他国に頼り、

● 中朝の脅威にさらされている日本は、最終的には関与せざるを得ません。その為には
  侵略を予防する為の、核兵器は最低限必要でしょう。第二次世界大戦でUSAは一人
  経済が飛躍的に発展して、戦後英国から殆どの覇権を奪うことに成功します。

● つまり元英国の植民地であったUSAが、宗主国英国から、覇権を奪う世紀の大逆転です。

● これが、2046年以降のUSA/大西洋資本主義諸国の大崩壊後に見られる日本の姿なのです。
  日本が世界の中心に躍り出るとは、このような事なのです。
 

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