Quantcast
Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

目が離せないドイツ銀行スキャンダル、新しいケインズ経済学

$
0
0
★ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161216-00121487-hbolz-int

欧州に埋められた原爆級地雷。ドイツ銀行破たんのタイミング
HARBOR BUSINESS Online 12/16(金) 16:20配信

地方選では与党が惨敗。’17年の総選挙も苦戦が予想されるメルケル独首相

◆格付け機関がトリガーを引くのはいつ?

 リーマンショックの再来か―。日本ではあまり報道されていないが、欧州最大のドイツ銀行に危機が迫っている。財政基盤が脆弱にもかかわらず、同行が積み上げたデリバティブの残高が天文学的な額に達しているからだ。『闇株新聞』主筆が説明する。

「一説には75兆ドル(約8800兆円)と、ドイツのGDPの20倍超とも言われている。ただ、確かに巨額ではあるが名目額面なので、本来はそれほど心配する必要はない。ところが、実際の中身がどうなのか外からは窺い知れず、不安が拡大しているのです」

 さらに9月には、リーマンショック前にMBS(住宅ローン担保証券)を不正販売したとして、米司法省から140億ドル(約1兆5000億円)もの莫大な和解金を要求され、同行の株価は’99年来の最安値を更新した……。

「ドイツ銀行が危機に陥っても、ドイツ政府は救済しないと明言しています。ギリシャ危機では支援を行ったが、同時に厳しい財政再建をギリシャに課したように、ユーロ圏では単に助けるようなことはしません。当時、真っ先に『支援はしない』と主張したのはドイツだったので、政治的にも、ドイツ政府は救済に乗り出せないのです」

 ドイツ銀行危機のトリガーとなるは、格付け機関による同行の格下げだ。

「現在、ドイツ銀行の預金格付けはA3ですが、実態とかけ離れている。リーマンショック当時もそうでしたが、格付け機関は金融不安などで騒ぎが大きくなると、慌てて大幅な格下げに踏み切るのです。当然、パニックを誘発し、危機の拡大を助長することになります」

 世界経済に埋まっている“原爆級の地雷”は、いつ炸裂するのか? しばらくは注意が必要だろう。<取材・文/HBO取材班>
ハーバー・ビジネス・オンライン
最終更新:12/16(金) 16:20

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● そろそろ、日経の2万円台、ダウの2万ドル台が近づいています。来年早々
  何かが起こり、株価は下がり、そしてドイツ銀行の格下げが始まり、
  市場はパニックになると予想できます。

● 勿論理論上は、2,000年から始まった、不景気サイクル30年サイクルの下降期
  の最後の波ですから、リーマンショックを超えることは想像できます。

● これで、トランプ氏も個々の富豪を口説いて、USAに投資させる戦略も壁にぶつかり、
  ウオール街の怖さが身に染みるでしょう。左派・民主党系・ウオール街
  ・国際独占金融機関の強さと厭らしさが露呈する時です。

● しかし、トランプ氏の政策を見れば分かるように、彼のやり方は右派の側からの
  ケインズ経済学の実行です。本来左派のやるべき、不景気の対処法としての
  ケインズ主義を実行に移そうとしているのです。

● 左派・民主党系・グローバル主義国際金融機関が、民主主義の末期になり、権力を握ったが
  しかし、肝心の庶民へ仕事を与えきれないという、その左派系の自己矛盾を
  右派がしっかりととらえ、自らの経済政策に組み込んで、

● 大衆を味方につけて、右派からの新しいポピュリズムが花咲くのです。今後90年に及ぶ
  右派独裁政権の芽生えの始まりの前奏曲です。右派的ケインズ経済学は
  どのような花を咲かせるのでしょうか?やはり紫の花かな?

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7510

Trending Articles