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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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本を読まなくても分かる旧ソ連の状況・何を血迷う・日本は世界の模範的民主主義国です

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)12月2日(金曜日)
         通算第5118号  
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宮崎正弘 書き下ろし  12月7日発売
 『日本が全体主義に陥る日 ~旧ソ連邦・衛星国30ヵ国の真実』(ビジネス社)
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            (カラー写真31枚を含め百葉超の写真付。1600円 +税)

 ★ソ連解体から25年
 ★プーチン大統領が来日
   旧ロシア15ケ国、東欧、旧ユーゴスラビア、合計30ヶ国すべてを回ってみた
 ーー旧ソ連圏の国々は「独立」後、本物の自由を勝ち得たのか
  ーー旧ソ連の中央アジア・イスラム圏五ヶ国とカフカス三ヶ国も歩いた。
  ーー旧ユーゴスラビアのバルカン七ケ国とアルバニアも見てきた
  ーー全体主義の呪いは解けたと言えるか。いや日本こそ一番危ないのでは?
 
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(目次)
 はじめに 「ソ連崩壊から25年を閲して」
 プロローグ 全体主義と民主主義
<第一部 旧ソ連の国々>
 第1章 「プーチンのロシア」はいま?
 第2章 バルトの国々(エストニア、ラトビア、リトアニア)
  第3章 スラブの兄弟(ウクライナ、ベラルーシ)とモルドバ
 第4章 中央アジアのイスラム圏(ウズベク、カザフ、キリギス、タジキスタン、トルクメニスタン)とモンゴル
 第5章 カフカスの三ヶ国(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)
 
<第二部 旧ソ連圏の国々>
 第6章 ポーランド、チェコ、スロバキア、そしてハンガリー(旧ハプスブルグ家)
 第7章  ドナウ河下流域(ブルガリア、ルーマニア)
 第8章 旧ユーゴスラビア七ケ国とアルバニア
 第9章 モンゴルの悲劇は終わったか
 エピローグ 日本がむしろ全体主義に転落する危険


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● 私の歴史経済波動学では、旧ソ連はすべて、賢帝の登場する知恵者の時代です。
  つまり日本に例えれば、戦国時代=武人の時代=戦国時代が終わり、
  賢帝=知恵者による江戸時代を迎えるのです。

● だからプーチン始め、ロシア人は日本の江戸文化に惹かれるのです。
  全体主義が崩壊したら、後は民主主義国になるという幻想は
  西欧民主主義国の白人の小児病的視野狭窄といえます。

● 現実のロシアや衛星国の現状を見て、民主主義が機能しつつあると思って
  いるなら,キノホルムで侵されたSMONみたいなものです。

● どこを見て日本が全体主義に転落する危険があるというのでしょう。
  トランプ氏や英仏の右翼線戦の大活躍をどう判断しているのでしょうか?
  問題なのは日本ではなく、英米仏等なのです。

● マルクス、エマニュエル・トッドやピケティの天才的分析を勉強することをお勧めします。
  ただし三者とも分析は天才的ですが、その解釈に著しく小児病的楽観的
  未来構成=希望を織り交ぜたために、予測は外れたし、外れるでしょう。

● 日本の全体主義を心配するというのは、前後の日本悪玉論で日本人を教育した
  占領軍の教育に毒された、戦後の知識人のSMON病的視野狭窄と
  いうものです。宮崎氏ともあろうものが、

● この程度の分析しかできないとは、それこそ日本の戦後の知的退廃を典型的に
  表しています。嘆かわしい日本分析論です。自らを信じられない
  精神病的分析と言えるでしょう。

● 戦後の知識階級の再教育と、自己確立の精神と、責任をもつ科学的分析の
  態度の育成が急務のようです。今後の世界に責任を持つ民主主義国を
  作るためにも、日本の知識階級のガラガラポンが必要でしょう。


  

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