● 世界の多様性の容認(文化相対主義者≒科学者)と文明の接近という保守性
”世界の多様性”を分析発見することにより、科学者としての天才性を発揮
したにもかかわらず、”文明の接近”で、西洋資本主義の経済学的優位から
くる、自由と民主主義を絶対化する非科学的態度が見られます。
同時にフランス人としての存在の限界からくる、自由・平等・博愛の思想が
絶対的とする心情的な非科学的態度が見られます。そこに彼の限界が見えます。
つまり、例え平和を愛しても、戦争は避けれないものであるという、冷徹な
科学的分析が要求される科学者の態度は、特に歴史学者なら、必要なのです。
アラブの春は、西欧の圧倒的資金と民主主義の優位を御旗としたにも関わらず
完全に失敗していることを見れないところに、彼の限界が見えます。
自由・平等・博愛は、1789年から始まった歴史の一齣でしかないというのが、
見えていないのです。彼の歴史とは近世の事であり、それ以外はまるで
歴史ではないかのような、心情的保守性です。
● サッチャー政権から始まる、英米のネオリベラリズム=グローバリゼーション
の開始と、英国のEU離脱・トランプ氏の登場による、ネオリベラリズム=
グローバリゼーションの終焉をいち早く分析しているのにも関わらず、
その行く先を、言い訳しながら、読めないと言う処にも限界が見えます。
つまり、ネオリベラリズム=グローバリゼーションが世界に混乱と破壊と混とんを齎し、
知の退廃と混乱を齎したので、先が読みづらくなったと言い訳するところに
彼の限界と科学が信条=自由・平等・博愛によって曇らされてのが見えます。
● 元共産主義者なら、なぜそこに、マルクスの歴史的分析が見れないのです。
マルクスは、ネオリベラリズム=グローバリゼーション=金融帝国主義の
あとは、資本主義は自ら自壊すると予言したのです。
そのあとに共産主義がやってくると予言したのです。サンダースの登場は正に
その予言にピッタリです。そしてトランプ氏はその自由貿易と民主主義を
破壊しようとしているのです。マルクスの予言がいよいよ実現するのです。
ただしマルクスは桃源郷=共産主義が来ると予言しましたが、それは全くの
幻想であることは、旧ソ連や中共を見ればわかります。逆に独裁の時代が
やってくるのです。それが今の西欧に如実に表れてるのではありませんか。
USA・西欧には最早自由と民主主義がないのは、現実が示しています。
USAのテロ後の愛国者法に始まる、裁判所の令状なしの逮捕と監禁とその情報の
開示の拒否と、ウィキリークスが示す、権力や支配階級の腐敗。
時代は相対的平和な=自由平等博愛の近世が終わり、相対的独裁=第二の中世期=
独裁と暗黒の時代=世界戦国時代が始まることを示しているのです。
● ソ連の崩壊からくる共産主義の失敗を絶対とするショックがマルクスを読めなくして
いるのでしょう。共産主義の失敗は絶対ではないのです。彼の言葉を借りれば、
実際はそれさえも相対的なのです。
現実に中共という人口が巨大な国が、共産主義国という現実が、全く見えていません。
経済が豊かになれば、そしてグローバリゼーションに組み込まれれば、共産主義は
資本主義になるという、西欧人の非科学的態度が見られます。
これは西欧の自惚れと、歴史のサイクル=彼らの言葉を借りれば、長期的持続と
いう歴史のサイクルが見れないことを意味します。
そこに、近世の資本主義的成功からくる、西欧の知的支配層の傲慢さと先見のなさが
見られます。それは歴史を全て、革命後の自由と平等と博愛でみる、小児病的
左翼的平和主義からみる大きな過ちを意味します。
現実の中共は、豊かになり大量の核を持ち、USAに取って代わろうという、
危険で冒険主義的で邪悪な侵略性が見られます。
● 現在の西欧の混乱や世界の大混乱を分析して、そこに西欧の危機を見ているのにも
関わらず、それでも西欧の行く末を信じているという処に、
彼の非科学的態度が、また見られます。
行く末がカタストロフィかもしれないと、分析できない処に限界が見られます。
彼は宗教の研究から、現在はフランス革命の前夜、第二次大戦の前夜に
似ていると分析しています。素晴らしい分析です。
民衆の宗教的態度が崩壊して、数十年たつと、革命や戦争など、大変革が起こると
予想しているにもかかわらず、なぜ今回はそうでないと言えるのです。
希望だけでは、平和はやってこないのです。
正にフランスのアナール派のいう長期的持続=長期的サイクルという言葉を
使うなら、なぜサイクルには上下・裏表・山と谷があるというのが
見えないのでしょう。
● 彼の言う、宗教的分析からくる、世界の大変動は、私の波動論に合わせれば、
正に90年サイクルということです。90x3=270年で一体制=仏で言えば
フランス革命の思想が大崩壊する時です。
1789年のフランス革命から、270年後、2059年に正に仏の自由平等博愛は
崩壊するのです。いな既に識者は崩壊していると分析しています。
ついでに予測すれば、英米のグローバリゼーションの否定(EU離脱・トランプ氏当選)
から13年後、2029年前後に仏の国民戦線が権力を握り、ユーロはその使命を終えます。
2029年とは私の予測する、西欧の資本主義株価の超崩壊が始まるときです。
どのように計算しても、世界はやがて、戦国時代が始まるのです。当選後は右派的
言動を慎むトランプ氏を、振り返ってみれば、愛しく感じる時が来るでしょう。
”世界の多様性”を分析発見することにより、科学者としての天才性を発揮
したにもかかわらず、”文明の接近”で、西洋資本主義の経済学的優位から
くる、自由と民主主義を絶対化する非科学的態度が見られます。
同時にフランス人としての存在の限界からくる、自由・平等・博愛の思想が
絶対的とする心情的な非科学的態度が見られます。そこに彼の限界が見えます。
つまり、例え平和を愛しても、戦争は避けれないものであるという、冷徹な
科学的分析が要求される科学者の態度は、特に歴史学者なら、必要なのです。
アラブの春は、西欧の圧倒的資金と民主主義の優位を御旗としたにも関わらず
完全に失敗していることを見れないところに、彼の限界が見えます。
自由・平等・博愛は、1789年から始まった歴史の一齣でしかないというのが、
見えていないのです。彼の歴史とは近世の事であり、それ以外はまるで
歴史ではないかのような、心情的保守性です。
● サッチャー政権から始まる、英米のネオリベラリズム=グローバリゼーション
の開始と、英国のEU離脱・トランプ氏の登場による、ネオリベラリズム=
グローバリゼーションの終焉をいち早く分析しているのにも関わらず、
その行く先を、言い訳しながら、読めないと言う処にも限界が見えます。
つまり、ネオリベラリズム=グローバリゼーションが世界に混乱と破壊と混とんを齎し、
知の退廃と混乱を齎したので、先が読みづらくなったと言い訳するところに
彼の限界と科学が信条=自由・平等・博愛によって曇らされてのが見えます。
● 元共産主義者なら、なぜそこに、マルクスの歴史的分析が見れないのです。
マルクスは、ネオリベラリズム=グローバリゼーション=金融帝国主義の
あとは、資本主義は自ら自壊すると予言したのです。
そのあとに共産主義がやってくると予言したのです。サンダースの登場は正に
その予言にピッタリです。そしてトランプ氏はその自由貿易と民主主義を
破壊しようとしているのです。マルクスの予言がいよいよ実現するのです。
ただしマルクスは桃源郷=共産主義が来ると予言しましたが、それは全くの
幻想であることは、旧ソ連や中共を見ればわかります。逆に独裁の時代が
やってくるのです。それが今の西欧に如実に表れてるのではありませんか。
USA・西欧には最早自由と民主主義がないのは、現実が示しています。
USAのテロ後の愛国者法に始まる、裁判所の令状なしの逮捕と監禁とその情報の
開示の拒否と、ウィキリークスが示す、権力や支配階級の腐敗。
時代は相対的平和な=自由平等博愛の近世が終わり、相対的独裁=第二の中世期=
独裁と暗黒の時代=世界戦国時代が始まることを示しているのです。
● ソ連の崩壊からくる共産主義の失敗を絶対とするショックがマルクスを読めなくして
いるのでしょう。共産主義の失敗は絶対ではないのです。彼の言葉を借りれば、
実際はそれさえも相対的なのです。
現実に中共という人口が巨大な国が、共産主義国という現実が、全く見えていません。
経済が豊かになれば、そしてグローバリゼーションに組み込まれれば、共産主義は
資本主義になるという、西欧人の非科学的態度が見られます。
これは西欧の自惚れと、歴史のサイクル=彼らの言葉を借りれば、長期的持続と
いう歴史のサイクルが見れないことを意味します。
そこに、近世の資本主義的成功からくる、西欧の知的支配層の傲慢さと先見のなさが
見られます。それは歴史を全て、革命後の自由と平等と博愛でみる、小児病的
左翼的平和主義からみる大きな過ちを意味します。
現実の中共は、豊かになり大量の核を持ち、USAに取って代わろうという、
危険で冒険主義的で邪悪な侵略性が見られます。
● 現在の西欧の混乱や世界の大混乱を分析して、そこに西欧の危機を見ているのにも
関わらず、それでも西欧の行く末を信じているという処に、
彼の非科学的態度が、また見られます。
行く末がカタストロフィかもしれないと、分析できない処に限界が見られます。
彼は宗教の研究から、現在はフランス革命の前夜、第二次大戦の前夜に
似ていると分析しています。素晴らしい分析です。
民衆の宗教的態度が崩壊して、数十年たつと、革命や戦争など、大変革が起こると
予想しているにもかかわらず、なぜ今回はそうでないと言えるのです。
希望だけでは、平和はやってこないのです。
正にフランスのアナール派のいう長期的持続=長期的サイクルという言葉を
使うなら、なぜサイクルには上下・裏表・山と谷があるというのが
見えないのでしょう。
● 彼の言う、宗教的分析からくる、世界の大変動は、私の波動論に合わせれば、
正に90年サイクルということです。90x3=270年で一体制=仏で言えば
フランス革命の思想が大崩壊する時です。
1789年のフランス革命から、270年後、2059年に正に仏の自由平等博愛は
崩壊するのです。いな既に識者は崩壊していると分析しています。
ついでに予測すれば、英米のグローバリゼーションの否定(EU離脱・トランプ氏当選)
から13年後、2029年前後に仏の国民戦線が権力を握り、ユーロはその使命を終えます。
2029年とは私の予測する、西欧の資本主義株価の超崩壊が始まるときです。
どのように計算しても、世界はやがて、戦国時代が始まるのです。当選後は右派的
言動を慎むトランプ氏を、振り返ってみれば、愛しく感じる時が来るでしょう。
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