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Channel: 歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学
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人間の社会と神の社会と宗教の違い

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       ★ 人間の社会

● 人間の社会とは、喜怒哀楽あり暴力有の世界です。ヤクザの子供の時の環境は悲惨で
  あった人も多いと言う。いわば世間に対する仕返しが、暴力の世界の一因とも
  言えます。しかし、同じ悲惨でも、まっとうな道を歩く人もいます。

● そのまっとうな人は、誰も非難はしません。反抗期の子供は、時にエスカレートし
  暴力に走ります。その時に父性不在の家では、家庭内暴力となり、初めは
  弱い母親を暴力で支配し、やがて場合により父親も支配されます。

● 父性不在とは、物わかりの良い親で、話し合いで全てが解決すると思って実行する
  親です。又は臆病な親で、子供の暴力を見て見ぬ振りする父親です。

● この時点では、殆どの家庭では、支配権は子供に移り、最早普通の家庭を取り戻す
  ことが不可能な段階に成ります。子供は親の反応を見つつ暴力を使います。
  暴力を行使しても、まともな反撃が無いと、子供に暴力で支配されます。

● 暴力とはそのようなものです。中国や北朝鮮を見れば、馬鹿でも分かります。
  自分の感情や都合で簡単に誰でも死刑にします。家庭内暴力でも死に至る事は
  多々あります。

     ★ 最も大切なのは、勇気を持って、暴力を親の体で阻止する事です

● 家庭内暴力を防ぐのは、すべて親の態度にかかっていると云われます。つまり子供が
  暴力を使い出したら、怖くても勇気を出して、敢然と立ち向かった場合は殆ど
  予防できると言われます。たとえ殴られても、立ち向かい暴力は良くない事を
  身でもって、力でもって対処しないと、完全に相手に飲み込まれます。

● この、親が自分の命を懸けても、子供の暴力を阻止するのだと言う、態度が予防の
  最も大切な所です。これは人間は神様ではないので、当然の事です。
  これで人間はお互い、子も親も成長するのです。
  既に良き成長を終わった人は関係ありませんが。

         ★ 反抗期は有って当然

● もし親が空手有段者なら、初めから子供の反抗は口喧嘩のみで終わります。
  それでも反抗期は来ますが、家庭内暴力は起こりません。

● 歴史を見れば、人類の歴史で戦争=暴力のない歴史は有りません。どんなに聖人ぶっても
  セックスもすれば、嫉妬も焼き、時には嫉妬でも他人を殺めるのが人間社会です。
  だから、法が有り、その法に従って裁くのが最低限大切なのです。
  最近は聖職者が、子供をレイプするのが見られますが世も末です。

        ★ 抱擁のみで済むなら、それこそ警察は要りません

● 説教は教会でもやってよいでしょう。右の頬を打たれたら、左の頬を出しなさいと
  説教しても良いでしょう。但しこれは、聖書や教会の世界にレベルです。
  相手の暴力を抑制する事が出来ないと、又は相手に甘くみられると
  完全に暴力に屈する事に成り、時には大虐殺が待っています。

● だから、相手の出自に関係なく、ある程度の犯罪は裁く必要が有るのです。国家で
  あれば国際法などで裁くのです。同時にその法を有効ならしめる為には、
  強制力と言う、警察や軍隊が必要なのは、どの様な世界でも同じです。

          ★ 同情は別の手段で

● 可愛そうな生い立ちで同情に値する人は,法の裁きとは別の次元で個人的に又は
  その道の専門家に対処してもらえれば良いのです。これはしかし相手が
  こちらの関わりを認めて成り立つものです。

● 牧師の子供ほど不良になりやすい子供たちはいないとの、巷の話もあります。
  教会で繕った善人ぶった話をする親を見て、家での親父の態度とを比較し
  子供は親を完全に、偽善者と馬鹿にすると言います。子供は見ているのです。

         ★ 偽善は子供にも見破られます

● 1000年も憎み、敵の方へ行く人を、強制力で、暴力でこちら側に引き寄せる事は
  出来ません。これこそ戦争となります。この場合は、積極的に相手の行為を
  認め、逆にこちらから突き放すのは、相手が目覚める為にも大切な行為です。

         ◎ 私の友人のケース

◎ 私の友人の家庭内の問題は参考に成ると思います。
  彼も娘が反抗期を迎え、親の言う事を全く聞かなくなり、夜毎に徘徊し、朝帰りは
  普通であったと言う。勿論成績も悪くなる一方である。口で言っても聞かない
  どころか、実力で家に連れて帰っても、殴っても効果が無かったと言う。

◎ それで、彼は一計を謀り、誰にも言わずにその娘が徘徊している時を狙って、一家で
  家出をしたと言う。親が家を出たのです。勿論親の有りがたさを教える事と、
  彼女に対する真剣さをアピールする為です。

◎ 何週間も親と連絡が取れない彼女は、さぞ一人で生きていくのがどんなに辛いかを
  悟ったと思います。家出したければどうぞと、親が逆にそれを実行して
  見せたのです。これでピタと彼女の問題行動が止んだと言う。

◎ お蔭で、成績はぐんぐんと上がり、最後は大学に合格したと言う。私はこれを聞いて
  彼の本当の勇気に感激しました。此処までする親は少ないでしょう。殆どは見て
  見ぬふりしながら、だらだらと生活を続けるのが、せきのやまでしょう。

◎ 子供なら、未だ可愛げのある話として片づけられるが、国家はそういう訳には
  行かないでしょう。実力行使するわけにはいかないし・・・。

◎ その意味では、合法的な国際法や経済の関係を利用して、相手にシグナルを送る事は
  差別でもなければ、人種差別でも何でもありません。彼らが活躍している事が
  差別がない証拠です。この様な被害妄想は、

◎ 人種差別の事が理解できない事による発想と思います。売られた喧嘩を買うかどうかは、
  その喧嘩の内容や、状況などを関与して決めますが、これと人種差別とは何の
  関係もありません。被害妄想のレベルでしょう。被害妄想の危険な所は
  最後は暴力に走りやすいと言う事です。これは確率の問題です。

◎ 暴力=武力は武人の得意とするところです。備えあれば憂いなし。戦争なしに
  切り離す事が出来れば、私の友人の話の様に、感動を齎すでしょう。

◎ これと日本国内で、皆から愛されて生きている人達とは、何の関係もありません。

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