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無意味な中性子放射癌治療

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★ http://news.yahoo.co.jp/pickup/6194119


がん細胞だけ狙い撃ち…放射線治療の新医療機器完成

読売新聞(ヨミドクター) 3月11日(金)12時11分配信


BNCT治療を行う放射線治療装置(国立がん研究センター中央病院で)


 がん細胞だけを狙い撃ちする放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)を行う新開発の医療機器が国立がん研究センター中央病院(東京)内に完成し、報道陣に公開された。

腫瘍マーカーの意味、誤解していませんか?

 実用化に向け、来年度末から悪性黒色腫(メラノーマ)などの臨床試験(治験)を始める方針。
.

 BNCTは、がんに集まるホウ素の薬剤を患者に点滴した後、中性子線を照射。腫瘍の中のホウ素との間で核反応が起きた際に出る放射線で、がんをたたく。従来の放射線や重粒子線よりもピンポイントでがん細胞に照射でき、副作用も少ないとされる。治療は原則1回、30分~1時間照射する。

 従来は研究用の原子炉を使っていたが、中性子線を発生させる病院設置型の機器が開発され、医療として普及させる見通しが立った。

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● 癌とは、今までの知見から見れば、
  
   Ⓐ 癌を起こす何らかの環境が有り
 
                    ❶ 細菌や癌ウイルスの感染 

                    ❷ 家族性要因・遺伝子の問題

                    ❸ 慢性の物理的・電磁波的・化学的化学的刺激が有り

   Ⓑ その原因と環境と生体との長い間の戦いが有り

              ❶ 免疫細胞特にナチュラルキラー細胞と癌との戦いがあり

              ❷ 何らかの原因で全身免疫細胞系が弱り

              ❸ ついに免疫組織が癌を抑えられなくなり、癌が勝り  

  Ⓒ 10~20年かけて、徐々に増大して、健康診断などの健診や、自覚症状などの発現で
    見つかった時には、すでに略全身に影響を及ぼす状態となり、局所の癌を
    叩いても、すでに手遅れと言う段階なのが問題なのです。

● つまり、癌とは局所の問題ではなく、全身の免疫細胞とガンとの戦いの問題なのです。
  従って局所の癌を叩いても、問題の本質とは言えないのです。

● 運よく胃癌の様に早期がんが見つかり、局所の癌を絶滅しても、次の戦いは再び
  全身の他の場所に癌が出来なくなる体質を造るのが、重要なのです。
  言い換えれば免疫細胞系の再活性と原因の除去です。

● 早期がん以外は、ほとんどの癌は全身や周囲に転移しており、局所の問題では済まないのです。
  だから手術や抗がん剤や放射線治療で局所を叩いても、ほとんどは余命何年と
  言う段階なのです。1年生存率とか5年生存率とかでしか分からないのです。

● むしろ抗がん剤で早死にするのは、それが全身の免疫細胞を破壊して、
  さらに寿命を縮める為なのです。

● 勿論いろいろな条件が重なり、良い結果を生んで完治するケースもありますが、圧倒的少数派です。

● 幾ら精度の良い、放射線治療機を作っても、局所の副作用を少なくする意味しかありません。
  費用対効果と言う観点から見れば、全く無駄な機械と言う事になります。
  製造会社の利益と、それから進歩する中性子放射機器の開発(兵器又は物理学の研究用)と
  いうこと以外には、本質的利益はないでしょう。





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