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今後を示唆しなかった、出来なかったFOMC
2015年09月18日 16時06分01秒 | 金融市場の話題
報じられているように米国の利上げは見送られることになった。
意外性があったのは、3点。
まず政策変更ナシの背景の「最近の世界の経済や金融動向が経済活動を幾分抑えた」という声明文についてイエレン議長が具体的に
中国を挙げたこと。
政策判断は「データ次第」としてきたが、結果的にその範囲が広がったことを認めることになった。
❶ 極論すれば、中国の動向が悪化すれば利上げは出来ないことになる。もっとも、その影響次第ではあるが。これもグローバル化がもたらした構造変化の表われという捉え方もできよう。
もうひとつは、利上げ見送りにもかかわらず政策変更についての新たな示唆はなかったこと。
ドット・チャートからは、❷ 年内利上げ支持者が17人中13人いたので、それで十分という捉え方もできるが、見送るからには何らかのメッセージが発せられるものと思っていたが、なかったことでハト派的との印象が強まることになった。それが結局、先行きを強気出来ないのだ・・・という見方が生まれることになり株は売られることになった。明確な方針を示すことができずペンディング状態(不透明環境)を長く続けるFRBへの信認低下の可能性が出てくる。
3点目は金利予想にマイナス金利が登場したこと。
イエレン議長の応答から察するに、今回はほとんど無視されたようだが、❸ インフレ率の上がらない状況を恐れる気運が確実に存在するということを表す
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● 私の解釈は全くの逆です。第一に優先すべきは、支配階級≒機関投資家の利益です。
今の機関投資家は、スーパーコンピューターを使って、人より
❶ 早く売買すること
❷ お金や株を借りてテコの原理で儲けを極大化する事
❸ 最後は暴落で儲けを確定する事
● 株が上がっている時は、含み益が増えているだけであり、本当の利益ではありません。
利益は売った時に確定するのです。それも高い時に売れば良いのです。当然ですが。
それも、顧客の又は自分の儲けを確定するためには、定期的に売る必要があります。
● だから株が定期的に小~中~大暴落するのです。従って必ず暴落するのです。
問題は、何もないのに暴落させる事=大量に売り浴びせる事は出来ません。
そのような事をすれば、市場を操作しているとして非難の対象になります。
● 従って膨大な株を売るときは、何か理由=誰でも売りたくなり理由が必要になります。
これなら文句を言われずに、膨大な株を売る事が出来ます。それも人よりも早く
機械的にスーパーコンピューターが自動的にやってくれます。
この理由を煙幕と言うのです。
● そこに更に借りた株やお金でレバレッジを効かせるのですから、瞬間的に上下するのです。
高値で空売りして、安くなった底値で買い戻せば、膨大な儲けが得られます。
これが段々と、株の上下変動が激しくなり理由です。
● 従って、今年の後半は調整の時期と書いたように、予測通り暴落が始まりましたが、その暴落の
資金は勿論安い金利で借りたものです。つまり金利が高くなれば借りた利子支払いが
増えるのですから、レバレッジは多くは出来ない事になります。
● 暴落で儲けている最中に、利子を上げて、冷や水を浴びせるというのは、無粋と言うものです。
投資家には余計なお世話と言う事です。従って暴落時に金利を上がるのは機関投資家は
嫌がります。もう少し暴落の期間をのばして儲けたいから、少し待ってくれ・・と。
● 彼ら投資家の空売りを後押しするのが、低金利の意味ですから、
上げる事はまかりならぬという事です。
● ここで中国が出てくるのは、中国は既に暴落の過程に入っていますが、波の形から底は未だです。
もっと暴落させ儲ける余地があります。従ってお金や株を借りてレバレッジで暴落させて
儲けたい人には、金利を上げるのはご法度と言う事です。
● 勿論機関投資とは支配階級の為に利益を得ている御用投資家の事です。前回書いたように
暴落を楽しみなさいとは、このような事なのです。
● 年内利上げで十分という言う人が多いという事は、今年の年末まで、できるなら利上げしないから、
利子支払いを気にせずに、どんどん空売りやレバレッジを効かせて、大変動相場の
中で大いに儲けてくださいという事なのです。
● 空売りの後には、買い戻さないといけないですから、大暴落の後はいきなり大暴騰が起こるのです。
彼らのマッチポンブが大変動相場なのです。
● インフレなどは、金利を上げればいつでも簡単に出来る事です。場合によりインフレの定義を
変えてインフレになった”と言う事の芸当も出来るのです。
● 不良債権の始末がつけば≒儲けがある程度めどがつけば、次は好景気のサイクルが
待っているのです。それまでは上がったり下がったりの相場が続くのです。
● 従って、予想としては、今年後半は下がったり上がったりの変動相場で利益を上げて、
年末前後から、最後のミニバブルを作って、今回の不景気の相場は終わるのです。
● つまり、2016年末から2017年の初めにかけての最後の暴落で、2000年からの不景気は終わり、
2018年~2019年から最後の大暴騰=大バブルが2029年まで起こるのです。
西欧資本主義の最後の、打ち上げ花火です。
今後を示唆しなかった、出来なかったFOMC
2015年09月18日 16時06分01秒 | 金融市場の話題
報じられているように米国の利上げは見送られることになった。
意外性があったのは、3点。
まず政策変更ナシの背景の「最近の世界の経済や金融動向が経済活動を幾分抑えた」という声明文についてイエレン議長が具体的に
中国を挙げたこと。
政策判断は「データ次第」としてきたが、結果的にその範囲が広がったことを認めることになった。
❶ 極論すれば、中国の動向が悪化すれば利上げは出来ないことになる。もっとも、その影響次第ではあるが。これもグローバル化がもたらした構造変化の表われという捉え方もできよう。
もうひとつは、利上げ見送りにもかかわらず政策変更についての新たな示唆はなかったこと。
ドット・チャートからは、❷ 年内利上げ支持者が17人中13人いたので、それで十分という捉え方もできるが、見送るからには何らかのメッセージが発せられるものと思っていたが、なかったことでハト派的との印象が強まることになった。それが結局、先行きを強気出来ないのだ・・・という見方が生まれることになり株は売られることになった。明確な方針を示すことができずペンディング状態(不透明環境)を長く続けるFRBへの信認低下の可能性が出てくる。
3点目は金利予想にマイナス金利が登場したこと。
イエレン議長の応答から察するに、今回はほとんど無視されたようだが、❸ インフレ率の上がらない状況を恐れる気運が確実に存在するということを表す
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● 私の解釈は全くの逆です。第一に優先すべきは、支配階級≒機関投資家の利益です。
今の機関投資家は、スーパーコンピューターを使って、人より
❶ 早く売買すること
❷ お金や株を借りてテコの原理で儲けを極大化する事
❸ 最後は暴落で儲けを確定する事
● 株が上がっている時は、含み益が増えているだけであり、本当の利益ではありません。
利益は売った時に確定するのです。それも高い時に売れば良いのです。当然ですが。
それも、顧客の又は自分の儲けを確定するためには、定期的に売る必要があります。
● だから株が定期的に小~中~大暴落するのです。従って必ず暴落するのです。
問題は、何もないのに暴落させる事=大量に売り浴びせる事は出来ません。
そのような事をすれば、市場を操作しているとして非難の対象になります。
● 従って膨大な株を売るときは、何か理由=誰でも売りたくなり理由が必要になります。
これなら文句を言われずに、膨大な株を売る事が出来ます。それも人よりも早く
機械的にスーパーコンピューターが自動的にやってくれます。
この理由を煙幕と言うのです。
● そこに更に借りた株やお金でレバレッジを効かせるのですから、瞬間的に上下するのです。
高値で空売りして、安くなった底値で買い戻せば、膨大な儲けが得られます。
これが段々と、株の上下変動が激しくなり理由です。
● 従って、今年の後半は調整の時期と書いたように、予測通り暴落が始まりましたが、その暴落の
資金は勿論安い金利で借りたものです。つまり金利が高くなれば借りた利子支払いが
増えるのですから、レバレッジは多くは出来ない事になります。
● 暴落で儲けている最中に、利子を上げて、冷や水を浴びせるというのは、無粋と言うものです。
投資家には余計なお世話と言う事です。従って暴落時に金利を上がるのは機関投資家は
嫌がります。もう少し暴落の期間をのばして儲けたいから、少し待ってくれ・・と。
● 彼ら投資家の空売りを後押しするのが、低金利の意味ですから、
上げる事はまかりならぬという事です。
● ここで中国が出てくるのは、中国は既に暴落の過程に入っていますが、波の形から底は未だです。
もっと暴落させ儲ける余地があります。従ってお金や株を借りてレバレッジで暴落させて
儲けたい人には、金利を上げるのはご法度と言う事です。
● 勿論機関投資とは支配階級の為に利益を得ている御用投資家の事です。前回書いたように
暴落を楽しみなさいとは、このような事なのです。
● 年内利上げで十分という言う人が多いという事は、今年の年末まで、できるなら利上げしないから、
利子支払いを気にせずに、どんどん空売りやレバレッジを効かせて、大変動相場の
中で大いに儲けてくださいという事なのです。
● 空売りの後には、買い戻さないといけないですから、大暴落の後はいきなり大暴騰が起こるのです。
彼らのマッチポンブが大変動相場なのです。
● インフレなどは、金利を上げればいつでも簡単に出来る事です。場合によりインフレの定義を
変えてインフレになった”と言う事の芸当も出来るのです。
● 不良債権の始末がつけば≒儲けがある程度めどがつけば、次は好景気のサイクルが
待っているのです。それまでは上がったり下がったりの相場が続くのです。
● 従って、予想としては、今年後半は下がったり上がったりの変動相場で利益を上げて、
年末前後から、最後のミニバブルを作って、今回の不景気の相場は終わるのです。
● つまり、2016年末から2017年の初めにかけての最後の暴落で、2000年からの不景気は終わり、
2018年~2019年から最後の大暴騰=大バブルが2029年まで起こるのです。
西欧資本主義の最後の、打ち上げ花火です。
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