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★ http://www.sankei.com/world/news/150915/wor1509150006-n1.html
【豪首相交代】
安倍首相の「最高の友」降板 中国を「抗日戦の同盟者」としたターンブル氏就任で日豪蜜月どう変わる?
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの自由党の党首選でターンブル氏が勝利を収め、新首相に就任することが決まった。安倍晋三首相を「最高の友人」と呼んで日豪の蜜月関係を築き、共通の同盟国である米国とともに安全保障関係の強化も進めて中国を牽制(けんせい)したアボット氏の退陣で、日本の対豪戦略は見直しを迫られそうだ。
アボット氏は2013年9月の総選挙で自由党と国民党の保守連合を率い、約6年ぶりに政権交代を実現した。前労働党政権でも内紛による首相交代があったが、自由党内ではターンブル氏に次ぐ党首候補は見当たらず、豪州のある研究者は「当面は新政権が続く」との見方を示す。
アボット政権で外交を担ってきたビショップ氏は、アボット氏に反旗を翻したが副党首に再選され、ターンブル氏の片腕として外相にとどまるとみられる。一方、アボット氏を支持して副党首選に出馬し、敗れたアンドリュース国防相は更迭が見込まれ、安保政策での軌道修正も予想される。
アボット氏は、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶなど経済面では親密ぶりを見せつつ、南シナ海問題では日米と「法の支配」を訴えるなど、安保面で「超保守」の姿勢もみせた。
一方、ターンブル氏は「リベラル」で知られる。先月にシドニーで行った講演では終戦70年に関し、中国について「豪州と抗日で戦った最も長い同盟者だ」と述べるなど、一部中国メディアは「親中派」とみる
その反面、野党時代は中国による豪州国内の権益買収案件に反対するなど、その素顔は「現実主義の政治家」との評価も根強い。
ターンブル新政権の安保政策について、東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、豪州による南シナ海への監視活動参加などには「より慎重になるだろう」と指摘。安倍政権が「準同盟国」と位置づけて豪州への売り込みを図る潜水艦の採用も、「方向性は踏襲されても、判断は後ろ倒しになる可能性がある」
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● 西欧が激動の時代に突入したことは、移民問題でも分かります。まさにマグレブやレバントに
ちょっかいを出した為の、尻拭いをさせられているのです。全てはブーメランとなって
帰ってくるのです。混乱させておきながら、知らぬ存ぜぬは出来ないのです。
● オーストラリアも英国の植民地・犯罪者の流刑地であった事から、当然英国と連動しています。
つまり、世界で真っ先に武人の時代に突入してもおかしくはないのです。資源国である
ことから、2020~2030年の西欧の最後の打ち上げ花火の時は、彼らは先進国とは逆、
つまり経済の下降サイクルに突入します。
● そのまま武人の時代へと突入してもおかしくはありません。血の気の多い連中の子孫ですから、
有りえます。武人の時代は激しくプラズマ化する、左右激突の時代ですから、
ちょっとした初期条件の変更で、結果が大きく変わる事が予想できます。
● つまり、複雑系の特徴である、蝶の羽ばたきがハリケ-ン・台風を起こすこともありえるのです。
すべては中国の経済的発展にかかっているともいえましょう。つまり、中国の
勢いに押されて、アジア諸国が殆ど親中派になる可能性があります。
● 昔のABCD包囲網が再び起こる可能性は書きました。再び起こるのです。今回の特徴は、
西欧の衰退期が重なり、西欧内部での左右の紅白合戦が起こる事です。
前回は中国で左右の紅白合戦(蒋介石VS毛沢東)が起こりましたが、
今回は西欧を中心に、世界的規模で起こるのです。
● その一環として、オーストラリアでも紅白合戦=左右の激突が起こるのです。時代は東洋の
勃興であることは、毎度書いていますが、その一角が中共と言う事です。
世界は米中を中心に回りつつある様に見えますが、実際は日中です。
● 時代の境目に起こる、東洋のカオスの一角は勿論中共ですが、もう一角は日本なのです。
それが安倍政権の登場で明らかとなったのです。西欧はその資本主義が破たんして
内戦に明け暮れる事を考えれば、当面のアトラクターの中心は日中です。
● この二つのアトラクターの激突が、今世紀を彩る事になるのです。それがオーストラリアに
現れているのです。もしオーストラリアが左の武人≒共産主義者の手に落ちたら
正に日本にとっては、戦前同様の、四面楚歌なのです。
● USAはオバマ政権≒ピンク政権に乗っ取られていますが、白色武人が強いことを考えれば
当分は大丈夫でしょうが、それもUSAの資本主義が滅びるまでです。戦後100年までには
米軍は日本から完全に撤退するでしょう。つまり、2045年までです。
● これは資本主義の崩壊と経済の衰退を見れば、当然の必然の大国の興亡なのです。
歴史の法則に逆らう事は出来ません。
● 日本の四面楚歌は、足元のオーストラリアから始まってもいるのです。そもそもオーストラリア
は、USAの軍事的援助がなければ、日中から見れば、吹けば飛ぶような国です。
従って、日中の勢力争いをまともに受けるのです。
● またオーストラリアは資源国として、日中にとっては非常に大切な国です。その混乱期=
資本主義の崩壊時期は、アジア各国から移民が押し寄せる、
アジア最後のフロンティアになるでしょう。
● 丁度アメリカ新大陸が白人に乗っ取られたように、オーストラリアは
アジアの民の為の新大陸になるのです。従って其処での日本の勝利は、
日中激突の帰趨を決める事になる可能性があります。
● 対オーストラリア対策も欠かせません。インドネシアを含めての南アジアからの
難民・移民を大々的に利用する、人類学的大作戦が必要でしょう。
オーストラリアを敵の手に渡してはいけないのです。
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